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新図書館複合施設整備事業は見直しになりました

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月24日更新 ページID:0200859

工事再開でも、中止でもなく、現在の計画を「見直し」といたします

 昨年11月から工事を一時中断していました「新図書館複合施設整備事業」について、市議会6月定例会で、工事再開でも、中止でもなく、現在の計画を見直しするという判断を表明させていただきました。
 主な理由は、市財政に与える影響です。現本館のランニングコスト(維持管理費)が、年間約2億3千万円であるのに対し、新図書館複合施設は、1億6千万円増の年間約3億9千万円となる見込みです。また、事業再開に当たっては、資材の価格上昇などにより、約1億円増の約39億円の総事業費が見込まれます。毎年度の維持管理費約3億9千万円は市債など特定財源の活用が期待できる施設整備費とは異なり、一般財源により賄うことになり、大きな負担になると考え、見直しが必要ではないかと判断いたしました。
 事業予定地であった上平の土地は、地権者の方々にご理解、ご協力をいただいた上で市が取得したものです。これを活用せず、そのまま放置しておくという選択肢はありません。地域の特性、そして公共施設マネジメントを踏まえた上で、図書館分館機能を含む複合施設として、市民の皆さまに喜んでいただけるような施設を今後検討していきたいと思います。また、図書館の本館の位置は、当面現在のままとしたいと考えています。
 市民の皆さまには、今回の判断につきまして、ぜひご理解いただき、引き続き市政に対するご協力を賜りますようお願い申し上げます。

市長 畠山 稔

市長

市議会6月定例会で表明しました