アグリサポーター養成講座(果樹)が開催されました
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年5月26日更新 ページID:0395990
アグリサポーター養成講座(果樹)が開催されました
令和7年5月10日㈯に市内の内田栄作農園で、「アグリサポーター養成講座(果樹)」が行われました。「アグリサポーター養成講座」は、市内農業の発展と生産者の高齢化や後継者不足により増加した作業負担の軽減を目的に、農作業を手伝うボランティアを養成するのが目的です。
果樹コースは5月から10月まで全10回あり、農業に関する知識と技術を学びます。今回は市内で果樹園を営む「内田栄作農園」でキウイフルーツやブドウの栽培について、講義と実技が行われました。
キウイフルーツの品種は、ヘイワード、ゴールデン、アップルなどありますが、現在約40種類もあるそうです。また、キウイフルーツは「作り半分(栽培)、追熟半分」と言われており、追熟はエチレンガスを使い一定の温度で行い、追熟の仕方によっては、甘さ、固さ、触感など変わってくることなど教えていただきました。後半は機械を使って花粉作りを行いました。今後は、6月に摘果、7月に夏季剪定(枝管理)、10月に収穫・保管、11月に追熟の流れで行うことになります。
講師の内田さんからは、同じキウイを作っても農家ごとに栽培の仕方は様々。それぞれの農園ごとの栽培の仕方を意識することが大切だと話されているのが印象的でした。また、参加者の方には楽しみながら参加していただき、繁忙期の農家をお手伝いいただければありがたいと話されていました。