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東小学校で「SOSの出し方に関する教育」の公開授業が行われました

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年12月6日更新 ページID:0293339

授業風景

11月19日、東小学校で、「自殺予防教育」の一つに挙げられる「SOSの出し方に関する教育」の公開授業が行われました。

令和2年度、全国の児童生徒の自殺者数は479人(文部科学省公表)。このうち、小学生14人、中学生136人、高校生は329人と中学生になると急激に増加しています。そのため、「つらいときは助けを求めてよい」「他者の危機に直面した時には大人につなげる」という援助希求的態度をはぐくむ教育が急務であることから実施されました。

今回の授業は6年生を対象に、「他者の危機に直面した時に大人につなげる」にスポットを当て、友人がいじめられていた場合に「自分なら何ができるか」から「身近な大人に頼る大切さ」に気づき、最終的に「自分なら誰に相談するか」までを考えました。

パソコンを見る児童  黒板に向かう児童

授業の中では、自分自身で考える以外に、ほかの児童との意見交換やタブレット端末を活用しながら多くの意見を取り入れる時間もあり、積極的に手を挙げて発言する児童や、活発に意見交換をする児童が目立ちました。
また、ゲストティーチャーとして専門の相談機関である市の人権擁護委員が動画で出演し、児童が抱える様々な不安に一つ一つ丁寧に回答していました。

手を挙げる児童  授業風景

親や学校は常に子どもたちに目を向けていますが、気づいてあげられない時に自分で声を上げたり、友達が大人につなげたりすることが重要になります。今回の授業が子どもたちの意識に根付き、いざというときに行動に起こせるきっかけになることを願います。

真剣に授業に取り組む児童  積極的に手を挙げる児童

  パソコンを見る児童