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「薬膳ジンジャーパウンドケーキ」完成試食会が開催されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年7月28日更新 ページID:0253187

記念写真に収まる関係者たち

7月17日、上尾市役所内において、「薬膳ジンジャーパウンドケーキ」完成試食会が行われました。
これは、7月18日から「薬膳ジンジャーパウンドケーキ」が一般販売されることに先立ち、その開発に携わった日本薬科大学、市内にある就労継続支援B型事業所である第2ぷちとまと、そして上尾市の関係者が集まり行われたものです。

「薬膳ジンジャーパウンドケーキ」は、市内の就労継続支援B型事業所で働く障害者の工賃向上のため、新しい商品を開発できないかと、上尾市が業務委託する上尾・アブセック・セルフサポートサークルから、第2ぷちとまとに話を持ちかけ、その開発に日本薬科大学の糸数七重講師の協力・監修を得ながら、試食アンケートなども進め、約1年の年月をかけて完成したものです。カルダモンパウダー、ジンジャーパウダー、クコの実などを使用し、冷え性の人が多い女性をターゲットにしており、おなかのめぐりを整える働きも期待されます。

薬膳ジンジャーパウンドケーキを試食する畠山市長と日本薬科大学の都築副学長 上尾市との連携などについて話す日本薬科大学の都築副学長

試食をした畠山市長からは、「おいしかった。生姜だけが目立つことの無いように、アーモンドなどの他の素材をバランスよく組み合わせていて、独創性を感じた。私は生姜焼きなどの生姜料理が大好きだが、冷え性で悩む女性や高齢者にも勧めていきたい。」と感想がありました。

日本薬科大学の都築副学長からは、「今回、初めて福祉施設と連携してみて、大変勉強になった。上尾市とは平成28年10月から連携させていただいており、これまでも北西酒造さんと開発した甘酒「甘こうじ」や井上スパイス工業さんと開発した「糀カレー」など色々取り組んできた。これからも上尾の街をどうしていくのか、大学としてどんな貢献ができるのか、今回の福祉施設との連携も糧に、新しい商品を開発し、上尾を盛り上げていきたい。」と抱負が述べられました。

第2ぷちとまとの現状について話す木村シェフ 第2ぷちとまと利用者の柳川さんを囲んで記念撮影

第2ぷちとまとの木村シェフからは、「本日、施設の利用者も同席させていただいたが、我々が開いているアートカフェは、厨房もサービスも全て利用者さんがやっており、利用者が主体となった施設である。私たち職員はあくまでも補助的立場。今回の薬膳ジンジャーパウンドケーキの調理においても、職員は介在していなくて、全て利用者が調理している。これが売れてくれれば、更なる自立支援につながるので、皆様のご理解を引き続きよろしくお願いします。」と話がありました。

利用者の柳川さんは、「初めてのパウンドケーキを早くみんなに食べてもらいたい。」と元気に語ってくれました。

薬膳ジンジャーパウンドケーキは、以下の場所で購入することができます。
ぷちとまとアートカフェ   住所:上尾市大字南13番地3 電話:048-788-2692
・あげお お土産・観光センター   住所:上尾市宮本町3番2号 エージオタウン2階  電話:048-780-2266
・ふれあいの店(上尾市役所1階ロビー)  電話:048-775-5315(障害福祉課)

販売価格  1カット230円、1本650円

薬膳ジンジャーパウンドケーキ