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大池自然再生日記1・2・3月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年2月12日更新 ページID:0414242

令和8年1月 湿地保全活動と野鳥情報

1月12日 湿地の火入れに向けた防火帯づくり

 久々の更新で1月の活動情報を一気出しです。この日は湿地保全を目的とした火入れのための防火帯づくりを上尾水辺守の皆さんに行っていただきました。ここは自然学習館の斜面林が近いため、いつもの防火帯よりも広めに整備してました。草刈り機を使ってもこれだけの広さの防火帯を整備するのはなかなか大変です。皆さんお疲れさまでした。

防火帯整備の様子 整備された防火帯 整備された防火帯
防火帯整備の様子。草刈り機で刈払った草は、熊手で火入れエリアにまとめます。

1月17日 みんなで水辺守 湿地のお手入れ編 と 冬鳥観察会

 この日は市民協働イベント「みんなで水辺守 湿地のお手入れ編」でした。増えすぎてしまった木は、落葉などの影響により湿地の乾燥化の原因になります。そこで今回は湿地周辺の樹木の伐採に取り組みました。切り倒した樹木は、軽トラックに積み込めるようにみんなで協力して細かくしました。長い時間お手入れがされていなかった湿地のため、樹木の量もそれなりにあります。これからも湿地の保全活動にみんなで取り組んでいきましょう!
 また、この日は上尾市環境推進協議会主催の冬鳥観察会も開催されました。上尾丸山公園では初めての開催ということで、普段のボランティアの皆さんの活動により、多様な野鳥が観察できるようになってきたということだと思います。野鳥観察の皆さんにも湿地保全活動の様子を見学していただきました。

増えすぎた木の伐採の様子 伐採木の解体の様子
樹木管理作業の様子

冬鳥観察会の皆さんの観察の様子 イベント参加者で集合写真
冬鳥観察会の皆さんの湿地保全活動の見学の様子(左)、イベント参加の皆さんで集合写真(右)

1月24日 湿地の火入れ と みんなで水辺守 湿地のお手入れ編

 この日は湿地保全を目的とした火入れを行いました。湿地の枯れ草をそのままにすると、堆積して陸地化の原因となってしまいます。湿地の火入れは陸地化を抑制する手法として、各地で行われています。近いところでは「三ツ又沼ビオトープ」や「サクラソウトラスト地」、県内でも天然記念物として有名な「田島カ原サクラソウ自生地」や熊谷市の「荒川大麻生公園」などで行われています。湿地に繁茂する大量の枯れ草を効率的に除去できることや希少植物の芽生えにつながる可能性があることがメリットとしてあげられます。上尾丸山公園では昨年に引き続き2年目となりますが、上尾水辺守の皆さんと協力して安全に火入れを行うことができました。
 午後は「みんなで水辺守 湿地のお手入れ編」です。焼きたてほやほやの湿地で、泥が堆積しているところの掘り取りと樹木管理作業の続きを行いました。それぞれ、希望する作業で楽しく保全活動に取り組んでいただきました。湿地の水たまりも増えて、これからどんな植物が芽生えて、どんな動物が集まってくるか楽しみです。

湿地の火入れ作業の様子 火入れ後の湿地の様子
湿地の火入れ作業(左)、火入れ後の湿地、昨年2日ががりで行った範囲を1日で完了しました(右)

湿地の泥の掘り取りの様子 樹木管理作業の様子
泥の掘り取りの様子、泥はソリに載せて湿地外に運びます(左)、樹木は搬出できるサイズに解体します(右)

イベント参加者で集合写真
イベント参加の皆さんで集合写真

1月に園内で確認された野鳥たち

 今回紹介する野鳥は、4種とも埼玉県では絶滅危惧種です。特にヒクイナは観察することが難しく、上尾丸山公園では以前から鳴き声は確認されていたものの、姿は確認できていませんでした。今回は上尾市自然学習館の自然観察指導員が撮影に成功しました。市民ボランティアの皆さんの活動によって、公園のいたるところに野生生物が生活しやすい場所ができている結果だと思います。野鳥を観察する際は、「エサをあげない」、「野鳥を驚かせない」、「長時間同じ場所に留まらない」などの観察マナーを守りましょう。みんなで地域本来の自然を大切にしていきましょう!

ホオジロ ノスリ
ホオジロ:地帯別危惧(左)、ノスリ:準絶滅危惧2型(右)

ヒクイナ イソシギ
ヒクイナ:絶滅危惧1A類(左)、イソシギ:絶滅危惧2類(右)