化学物質過敏症について
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年10月27日更新 ページID:0406618
化学物質過敏症とは
化学物質過敏症とは、ごく少量の薬物や化学物質に反応して、さまざまな体調不良が引き起こされる状態をいいます。
発症の仕組みや治療法についてはまだまだ不明なところもあります。
発症の原因となる可能性があるもの
香水、芳香剤、香料(洗剤、柔軟剤等)、たばこ、農薬、防虫剤、殺虫剤、排気ガス、粉塵などがあげられます。

症状
頭痛、下痢、動悸、めまい、発汗異常、手足の冷え、意欲の低下、不眠、視力の低下、皮膚炎など
予防方法
- 化学物質をすべて排除することは不可能ですが、接触する原因物質の量を少なくする。また、できる範囲で除去する。
- 発症の原因となる可能性があるものの使用を控える。
- こまめな換気や掃除などによる生活環境を改善する。
心がけてほしいこと
化学物質過敏症は誰もが発症する可能性があります。近くにも苦しい思いをしている人がいるかもしれませんので、ぜひ下記について心がけてください。
- 人が集まるところでは、香水やデオドラントスプレーなど、香料を含む製品の使用について十分配慮しましょう。
- 公共施設や住宅に隣接した家庭菜園・農地などで農薬や殺虫剤などを使用するときには、飛散防止に努めましょう。
関連リンク
- 化学物質過敏症で療養中の方が日常生活に支障を来す場合は障害年金の対象となる場合があります。詳細は日本年金機構のホームページをご覧ください。
- 厚生省研究班作成 「化学物質過敏症」パンフレット - 化学物質過敏症支援センター

