大池自然再生日記7・8・9月号
令和7年7月6日、7月19日
7月6日 花菖蒲田上流区域浅場とミズアオイ湿地の草刈り
この時期は背丈の高い草がどんどんと生えて、湿地を覆ってしまいます。外来種だけではなく、背丈の高い在来種や陸生の植物も同じように繁茂するので、湿地を手入れして背丈が低い水草や湿生植物の生育環境を整えてあげることが大切です。背丈の高いガマやヨシは大池にもたくさん生えているので、湿地や浅場ではそれらの植物の刈り取りを行いました。非常に暑い日でしたが、市民ボランティアの上尾水辺守の皆さんと協働で保全作業を行いました。
湿地も浅場もスッキリしたので、新たな植物の芽生えが楽しみです!
ミズアオイ湿地の草刈り…泥が深くて動くのも一苦労です(左)、花菖蒲田上流区域浅場の草刈り(右)
ミズアオイ湿地の作業前(左)と作業後(右)
花菖蒲田上流区域浅場の作業前(左)と作業後(右)
7月19日 大池北浅場周辺のガマ刈り
上尾丸山公園では2019年にかいぼりをしてから、多様な生物の生育・生息場所となる浅場を少しづつ増やしているので、お手入れする場所がたくさんあります。今回は大池の北浅場周辺のガマ刈りを、前回と同様に市民ボランティアの上尾水辺守の皆さんと一緒に行いました。
浅場周りの水面が見えるようになって、トンボが観察しやすくなりました。この日も猛暑でしたが、みんな笑顔!?で作業しました。前回に引き続き、暑い中の保全作業お疲れさまでした!
深い池ではありませんが、池に入ってガマを根元から刈り取って、池の外に出します
大池北浅場周辺の作業前(左)と作業後(右)