街路樹の管理等に関するガイドライン
街路樹の役割
街路樹には主に以下の4つの役割があります。
【景観】
人工的な街並みに彩りをもたらし、季節の変化を告げ、人々の心に安らぎや憩いを与えます。
【環境】
夏の日差しを遮り、騒音を和らげるなど歩行者への快適な空間を提供するほか、昆虫や鳥などの動物に生活環境を提供します。また、大気中の二酸化炭素を吸収することによる地球温暖化・ヒートアイランド現象の抑制や、自動車の排気ガスや粉塵を吸収し大気を浄化します。
【交通安全】
車と歩行者の分離、ヘッドライトの眩しさの低減、のほか道路の線形を把握させやすくし、安全な運転を促します。
【防災】
火災の広がりを防ぐ延焼防止のほか、地震時に建物が道路に倒壊するのを防ぎ、緊急輸送経路を確保します。
街路樹の管理等に関するガイドラインの策定について
上尾市では、みどり豊かな都市を目指し、昭和50年代からの市街地整備や道路整備において多くの街路樹が植樹されてきました。
しかし、管理している街路樹の中には老木化が進んでいるものも多く、大径木化、根上がりによる通行障害などの様々な課題が生じてきております。また、近年の台風や大雨等の異常気象の際には倒木も心配されております。
このような現状を鑑み、街路樹の維持管理、点検に関するガイドラインを策定しました。
◇上尾市街路樹維持管理ガイドライン
◇上尾市街路樹点検ガイドライン