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大池自然再生日記10・11月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年11月28日更新 ページID:0353544

令和5年11月19日

 この日から、上尾水辺守の皆さんと一緒に浅場や湿地の管理作業を始めました。枯れ草が残っていると、春になったときに背丈の低い水草や湿生植物は元気に成長することができないため、枯れ草を除去することが大切です。枯れ草をかき分けていると、侵略的外来種のセイタカアワダチソウが見つかったりするので、それは根っこから除去します。昨年、ミズアオイの湿地で見つかったクレソン(オランダガラシ)もかなり減りましたが、まだ見つかるので、これも根っこから除去しました。外来植物を減らすためには、地道ですが、継続して作業することが大切だと改めて感じました!
 また、人が入って、泥が混ざることで、埋土種子が発芽するきっかけになったりします。今年はオンブバッタに食べられてしまったミズアオイも、昨年はたくさん咲いているから、まだまだ埋土種子が残っていると思います。大池の北側でも今年、ミズアオイが2株ほど花を咲かせていたので、増えるかどうかが楽しみです。上流の湿地も最初の年は3株でした。上尾丸山公園の水辺で、多様な植物や花が楽しめるようになるか見守ってください。

ミズアオイが再生した湿地で、枯れ草の除去作業をしました 草がなくなって、水の流れも戻りました
​ミズアオイが再生した湿地で、枯れ草の除去作業をしました(左)、枯れ草がなくなって、水の流れも戻りました(右)

大池北側の湿地でも枯れ草を除去しました。今年、大池の水位を下げたことで、生まれた小さい湿地です 冬の間に日の光をたくさん浴びて、来年の春にまた水草が再生すると思います
​大池北側の湿地でも枯れ草を除去しました。今年、大池の水位を下げたことで、生まれた小さい湿地です(左)、冬の間に日の光をたくさん浴びて、来年の春にまた水草が再生すると思います(右)

令和5年11月3日

上尾丸山公園の大池の状況 手入れがされていない未開園区域の湿地の状況
維持管理がされている大池の状況(左)、維持管理がいきとどきづらい未開園区域の湿地の状況(右)

 今日は、大池周りと未開園区域の湿地の違いについてのお話しです。突然ですが上の写真の違いがわかるでしょうか?左は、市民ボランティアの上尾水辺守の皆さんに外来植物の駆除をしていただいている大池の状況です。一方、右は維持管理がいきとどきづらい未開園区域の湿地の状況です。大池周りはほとんど黄色の花がありませんが、未開園区域の湿地には黄色い花が目立ちます。この花は、侵略的外来種のセイタカアワダチソウなんです。大池周りは、上尾水辺守の皆さんがアメリカザリガニを駆除している途中でも、外来植物を見つけたら除去したり、最近では指定管理者も日常管理の中で外来植物の刈り取りなどをしているおかげで、侵略的外来種がほとんどない地域本来の自然に近い状況が保たれています。人による維持管理がいきとどきづらいと外来植物が拡がってしまうのがよくわかる写真だと思います。
 上尾丸山公園では、そんな湿地帯をできるだけ少なくして、多様な在来種の住処となる自然空間を増やしていく取り組みを進めていますので、市民の皆さんもイベントなどに参加していただけると嬉しいです。今年は右の写真の湿地の再生に取り組む予定です。

上尾水辺守の皆さんと一緒に外来植物を一生懸命駆除しています
上尾水辺守の皆さんと一緒に外来植物を一生懸命駆除しています​

令和5年10月21日

 市民参加型イベント「みんなで水辺守 アメリカザリガニ駆除編」は、この日で今年度は最後の開催になりました。このイベントは、普段は上尾水辺守の皆さんが取り組んでいる条件付特定外来生物アメリカザリガニの駆除を、一般の市民の皆さんにお手伝いしてもらうイベントです。今年度も多くの市民の皆さんに御協力いただいたことで、多くのアメリカザリガニを駆除することができました。地域本来の自然再生に向けて、これからも市民の皆さんと一緒に取り組んでいきます!
 午後からは、上尾市環境推進大会のパネル展示とミニ講演に参加しました。上尾丸山公園水辺再生事業としては初出展となります。上尾水辺守の皆さんには、パネル展にいらっしゃった市民の皆さんに自然再生活動の解説をしていただきました。ミニ講演では事業報告と、生物多様性が回復してきた上尾丸山公園を次の世代に引き継ぐために市民の皆さんに協力してほしいことなどを説明しました。これからも生物多様性の普及啓発に取り組んでいきます。

今年度最後のアメリカザリガニの駆除イベント 上尾市環境推進大会のパネル展示
大きめのアメリカザリガニがたくさん獲れました(左)、パネル展示では上尾水辺守の皆さんに解説をしていただきました(右)

上尾市環境推進大会のミニ講演 上尾水辺守の皆さん、畠山市長、上尾市環境推進協議会小川副会長、認定NPO法人生態工房の皆さん、上尾市職員で記念写真
ミニ講演の様子(左)、上尾水辺守の皆さん、畠山市長、上尾市環境推進協議会小川副会長、認定NPO法人生態工房の皆さん、上尾市職員で記念写真(右)

令和5年10月9日

 10月8日から10日にかけて、今年2回目の水生生物モニタリングを市民ボランティアの上尾水辺守の皆さんと行いました。3日連続で参加してくれた方もいらっしゃいました。ありがとうございます!上尾丸山公園内の大小3つの池に7ヵ所ほど張網(小型の定置網)を設置して、網に入った水生生物の種類、数、サイズなどを記録していきます。9日は雨も降っていて作業が大変でしたが、みんなで協力して、モニタリングをすることができました。
 それと、この時期は湿生植物のミゾソバが花を咲かせます。小さい花ですが、近くで見るときれいな花です。大池の北側や浅場などで見ることができます。野生の植物でもこんなきれいな花があるんですね。観察する時には池に落ちないように、足元に気をつけてください。

2人で協力して、張網の生物を回収します 種類ごとの計測もみんなで協力して行います
2人で協力して、張網の生物を回収します​(左)、種類ごとの計測もみんなで協力して行います​(右)

大池の北側ではミゾソバが咲き始めました ミゾソバは近寄るとこんな感じです
大池の北側ではミゾソバが咲き始めました(左)、ミゾソバは近寄るとこんな感じです​(右)