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大池自然再生日記12月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年12月27日更新 ページID:0327067

令和4年12月24日

 メリークリスマス!今日も市民参加型イベント「みんなで水辺守 きらめく湿地を再生させよう!編」が開催されました。当日参加のボランティア2名は、県外から10代の方にきていただきました。上尾水辺守の皆さんと一緒になって湿地の泥をたくさん掘ってもらって、上尾丸山公園の地域本来の自然再生の取り組みを見てもらうことができました。春になったら、埋土種子からどんな水草が再生するか楽しみです!
 それと、今年も大池は天日干しを始めました。かいぼりをしてからは4年連続の水抜きとなります。天日干しは、埋土種子の芽生えを促したり、水質の回復などの効果がある大切な作業です。このような人為的な作業をすることでも、その時の状況を好む生き物が集まってきます。池の水が少なくなることで集まってくる代表的な生き物は、水鳥のサギの仲間たちです。この日はダイサギ、コサギ、アオサギの3種類を見ることができました!野鳥なので毎日いるとは限りませんが、この時期は、色々なサギの仲間たちを見ることができるので、是非、温かくして公園にお越しください!

アッピーのメッセージ「人手が加えられることにより維持されてきた自然は「二次的自然(にじてきしぜん)」と呼ばれています。二次的自然である里山やため池などは、生物が多様な豊かな自然が保全されているとして、注目されています!」

大池の天日干しの様子 水を抜くと集まってくるサギの仲間のアオサギ
池に水がない風景も見慣れてきましたか?(左)、昨年度に撮影したアオサギです(右)

令和4年12月11日

 今日から市民参加型イベント「みんなで水辺守 きらめく湿地を再生させよう!編」が始まりました。このイベントは、上尾水辺守と当日参加のボランティアの皆さんが力を合わせて、公園内の湿地を整備するイベントです。枯れ草を取り除いたり、湿地の水たまりを造ることで、ヤゴやカエルのすみかになったり、埋土種子(まいどしゅし)から貴重な植物が再生するかもしれません。
 当日参加のボランティアは2名の方が参加してくれて、みんなで楽しく!?作業ができました。水たまりを造るために掘った泥は、指定管理者の上尾市地域振興公社の協力を得て、大池の浅場に持っていきました。この湿地でも、大池の浅場でも多様な植物が再生して、そこにたくさんの生き物が集まってくることが期待できると思います。このイベントは1月まで開催しているので、興味のある方は是非参加してみてください。みんなできらめく湿地を再生しよう!

小学生も枯れ草の除去に参加してくれました。 枯れ草はみんなで力を合わせて、湿地の外に持っていきます。
小学生も一生懸命に枯れ草を取り除いてくれました(左)、枯れ草は、みんなで力を合わせて湿地の外に持っていきます。(右)

みんなで水たまりを造るために泥を掘ります 泥を浅場に運ぶのにトラックは欠かせません。
湿地の泥は重いので、水たまりを造るのも大変です(左)、上尾市地域振興公社の方がトラックを出してくれたので、泥を運ぶのに助かりました(右)