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大池自然再生日記2・3月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月11日更新 ページID:0301760

令和4年3月6日

 この日は、大池の中に新しい浅場をつくる市民参加型イベント「みんなで水辺守 大池に浅場をつくる編」の最終日でした。この日も1回目、2回目のリピーターやアメリカザリガニの駆除イベントに参加してくれた親子など多くの市民のみなさんにご協力いただきました!なかでも大学生の参加が多くて、その1グループは、「大学のサークルで、校内の池でかいぼりと浅場造りをやりたくて、浅場造りの体験をしたくて参加しました!」とのことでした。若い人たちにも自然を再生したり、生物多様性を守るという意識が広がっていて嬉しいです!これからもみんなで、上尾丸山公園の地域本来の自然再生を目指して、がんばります!!

埋土種子を含んだ泥の掘り取り作業 参加者と一緒に集合写真
埋土種子を含んだ泥を掘り起こしたことで、湿地でも水草や湿生植物の再生が期待できます!

令和4年2月26日

 この前、「みんなで水辺守 大池に浅場をつくる編」を取材してくれた、とつげき!ちきゅうの研究室「らぶラボQ」さんが視聴できるようになりました。この番組は、Youtubeで配信されている学習番組で、2月のテーマは「生物多様性」なんだ!1回につき15分前後で、4回分あります。全部見てもらうと、生物多様性ってなんだろう?生物多様性を守るためにできることは!?などなど勉強になります。上尾丸山公園は、4回目の最終回に登場します(URLは下記のとおり)。興味のある人は是非、チェックしてみてね!

https://youtu.be/ovfxl8PF64U
※4回目のURLです。できれば1回目から見てね!

番組トップ画像

令和4年2月12日

 こんにちは大池くんです。この日は僕(池)の中に新しい浅場をつくる市民参加型イベント「みんなで水辺守 大池に浅場をつくる編」が開催されました。浅場を造るイベントは、初めてかいぼりを行った平成31年度から2年ぶりでしたが、なんと!!・・・3組の皆さんがリピーターでした。ありがたいことです。
 浅場には、あらかじめ土台の土が入れられていますが、このままでは水草は再生しません。そこで、みんなで協力して、園内の湿地から泥を掘り取って、その泥を浅場にまきました。湿地の泥には、今もそこで見ることができる抽水植物のガマ、ヨシやそれ以外の水草の埋土種子が眠っているかも!?しれません。埋土種子は掘り起こした時に、冷たい空気や光があたることで次の春に芽生えるかもしれないんだ。自然を豊かにするためには、遠くから植物を持ってくるのではなく、元々、地域に生息していた植物を埋土種子から再生させることが大切なんだ。
 今日、参加してくれたみんなもがんばってくれたけど、泥はもっとたくさん運びたい感じです!2月20日(日曜日)と3月6日(日曜日)にも開催する予定だから、興味のある人は是非、参加してください。上尾丸山公園で待ってるね!

浅場の重要性の勉強をします 最初の作業は湿地の草取りです みんなで湿地の泥を掘り取ります
浅場があると生物多様性が高くなることを勉強します(左)、最初の作業は泥をとるために湿地の草取りをします(中)、湿地の泥は水を含んでるから重いけど、一生懸命に泥を掘ります(右)

泥のタライは重いのでみんなで協力して、泥まきをします みんなで泥をならします 最後は池底でちょこっと泥遊び
泥入りのタライは重いから、みんなで協力して泥をまきます(左)、浅場にまいた泥をならして完成です(中)、最後は池底におりて、ちょこっと泥遊びです(右)