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大池自然再生日記12・1月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年1月26日更新 ページID:0295712

令和4年1月16日

 この日は、市民ボランティアの上尾水辺守と市の職員が一緒に、芝生広場前の大池で浅場の杭打ちをしました。杭は2m以上の長さなので、3人1組になって、脚立に乗って慎重に打ち込んでいきます。最後のほうは杭が入りづらくなるので、打ち込むのも一苦労だったんだ!この浅場が完成するのは、もう少し先のことになるけど、たくさんの水草が再生して、チョウトンボなど色々な生き物が見れるようになるのを楽しみにしててね。浅場の杭打ちは、まだ終わっていないので、上尾水辺守の奮闘を見かけたら、応援してくれるとうれしいです!

上尾水辺守と市の職員で浅場の杭打ちをしました 最後のほうは杭を打ち込むのも一苦労です
みんなで力を合わせて浅場の杭を打ちました

令和4年1月12日

 令和4年になりました。今年も上尾丸山公園をよろしくお願いします!今年度より上尾丸山公園の水辺の自然情報や市民ボランティア上尾水辺守の活動についての動画配信を始めたんだ。Youtubeの「上尾市公式チャンネル あげTube」で今までの動画を見ることができます!今のところ、カイツブリの子育ての様子、大池の水鳥や魚の様子、上尾水辺守のモニタリング調査の様子などを配信してるんだ。これからも色々な動画を配信していく予定なので興味のある人は是非チェックしてみてね。

上尾市公式チャンネル あげTube

令和3年12月26日

 令和3年最後の上尾水辺守の活動日でした!この日は、園内の湿地の管理作業をしたあとに慰霊祭が行われました。慰霊祭には、上尾市の職員と上尾水辺守のみなさんと認定NPO法人生態工房の職員が参加し、地域本来の自然を再生するためにやむを得ず駆除した外来種と人が持ち込んだ外来種によって食べられたりして命をおとした在来種の冥福を祈りました。この慰霊祭を1つの区切りとして、来年から気持ち新たに上尾丸山公園の自然再生に取り組んでいこうとみんなで話し合いました。
 寒い日が続いていますが、みなさん健康には気をつけて、良い年をおむかえください!

駆除した外来種と外来種により命をおとした在来種のために慰霊祭を行いました 慰霊祭の祭壇
慰霊祭の様子(左)、慰霊祭の祭壇(右)

令和3年12月11日

 この日は、北本自然観察公園で上尾水辺守のみなさんの研修会が行われたんだ。この公園は、野生の生き物がくらしやすいように、埼玉県の「里地里山」の自然環境を残しつつ、来園者が自然に親しめる空間となっています。
 講義では、生態系が最も重要な社会資本であることや、埼玉県の自然環境の保全を進めるうえで荒川が大切な軸になっており、上尾丸山公園もその軸の拠点になる大切な場所であることを教えていただきました。また、北本自然観察公園に生息している生き物や自然に配慮した管理の仕方、自然体験イベントや市民協働における管理など、自然が豊かな公園の状況について教えていただきました。
 現地研修では、台風によって泥がたまってしまったヘイケボタルが生息していた湿地の再生に取り組みました。上尾水辺守のみなさんの得意分野だね!みんなで、たまった泥をそりに乗せて、湿地の外に泥を運び上げて、水がひたひたな湿地環境に戻りました。来年にヘイケボタルが戻ってきて、産卵すれば、再来年の夏にはたくさんのホタルが見れるかもしれない!?とのことでした。
 今回は、北本自然観察公園のご協力で、大変貴重な体験ができました。これからの上尾丸山公園の活動に役立っていくと思います。

台風で泥がたまって、小川ができてしまったヘイケボタルの湿地 みんなでたまった泥を掘っていきます
泥がたまって小川ができてしまったヘイケボタルの湿地(左)、みんなで泥を掘っていきます(右)

泥を湿地の外に運び上げます ヘイケボタルが産卵に来るのが楽しみだね
そりで泥を湿地の外に運びあげます(左)、ヘイケボタルが産卵に来るのが楽しみだね(右)