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大池自然再生日記11月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年12月1日更新 ページID:461211111

令和3年11月28日

 この日は、公園に来てくれたみんなに、外来種のアメリカザリガニの駆除のお手伝いをしてもらうイベント「みんなで水辺守 アメリカザリガニ駆除編」の今年度最後の開催日となりました。アメリカザリガニは寒くなってくるとあまり動かなくなってくるから、冬の間はお休みです。5月に再開したこのイベントには、今年は334名のみんなに駆除作業をお手伝いしてもらって、2172匹のアメリカザリガニを駆除することができました。みんなの協力のおかげで、上尾丸山公園は地域本来の自然に近づいています。これからも自然再生の取り組みを続けていくので楽しみにしてください!
 そんなことで、この日はアメリカザリガニの捕獲罠をひとまず池の外に出すことになりました。罠の引き上げも市民ボランティアの上尾水辺守のみんなが行ってくれました。引き上げられた罠は、藻や落葉などがついているから、1つ1つ洗ってから保管します。来年の春まではお休みです。でもでも、上尾水辺守の活動は寒い冬の間も続きます。公園で見かけたら応援してもらえると嬉しいです!

みんなで水辺守は今年最後の開催です 捕獲罠は1つ1つ洗ってから保管します
この日もたくさんの方にご協力いただきました(左)、捕獲罠は来年の春まで一旦お休みです(右)

令和3年11月19日

 今日は大池の水質のお話です。11月になって気温が下がってきたこともあって、大池の水質はだいぶおちついてきました。夏の気温が高い時には、下の写真のようにアオコが水面に浮くこともあったけど、数日で元に戻るようになってきたんだ。今の調子で、この地域にもともとあった自然を再生していけば、今よりも、もっとたくさんの生き物が生活できるようになって、今よりも、もっと水質がよくなるかもしれないね!自然を豊かにする沈水植物の再生を目指して、これからも上尾市と市民ボランティアのみんなで活動を続けていきます!

9月18日のアオコの様子 9月24日にはアオコがほとんどなくなりました
9月18日のアオコの様子(左)、9月24日にはアオコがほとんどなくなりました(右)

令和3年11月7日

 今日は上尾水辺守の活動紹介だよ!この日は、午前中に公園に来てくれたみんなに、外来種のアメリカザリガニの駆除のお手伝いをしてもらうイベント「みんなで水辺守 アメリカザリガニ駆除編」で作業して、午後には、その時に捕獲罠に入った在来種や外来種を公園に来てくれた人に見てもらう水槽展示をしました。2019年にかいぼりをして、外来種のブルーギルなどがいなくなったり、浅場に多様な水草が再生したことで、たくさんの在来種が増えやすい環境になっているんだ。この日は捕獲罠にモツゴ、ヨシノボリ類、ギンブナ、ドジョウ、テナガエビなどが入りました。水槽展示を見てくれた来園者は、普段はあまり見る機会が少ない在来種を見て、生き物が豊富なことに驚いているようでした。
 これからも、上尾水辺守は、地域本来の自然を再生するために活動していくので、応援してね!

 捕獲罠の作業の様子 水槽展示の様子
捕獲罠の作業の様子(左)、水槽展示で在来種がたくさんいることを紹介しました(右)