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大池自然再生日記10月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年10月28日更新 ページID:0291550

令和3年10月25日

 10月はいつもよりも暑い日が続いていたけど、最近、急に寒くなってきたね。みんな風邪をひかないように気をつけてね!大池には、寒くなってきたせいか冬鳥がやってきました。冬鳥とは、夏はシベリアとかの北のほうですごして、冬は南のほうですごす渡り鳥のことです。越冬地へ向かう途中に休憩したりすることもあるんだ。この日は、マガモとオオバンがいたよ!1年中観察できるカイツブリ、カワセミ、カルガモなどもいて、今、大池では多様な野鳥が観察できます。
 大池の南側(児童遊園地の隣)にある水辺情報板では、たくさんの冬鳥を紹介しています。それを見ていろいろな冬鳥を探すのも楽しいかもしれないね!

マガモ オオバン
マガモ(左)、オオバン(右)

令和3年10月17日

 10月15日から17日にかけて、上尾丸山公園の池の水生生物モニタリング調査を上尾水辺守のみなさんと協働して行いました。3日連続で参加してくれたボランティアの方もいらっしゃいました。ほんとにありがたいことです。この調査では、張網(はりあみ)という小さい定置網(ていちあみ)を使ってお魚などの水生生物を捕まえて、種類と数を記録していくんだ。張網は、池の深いところにしかけるから、設置も回収もフローターに乗って行うから、最初はバランスをとるのが大変だけど、水辺守のみなさんはもう慣れた手つきでお魚を回収できます。すごい!
 今回の調査では、外来種ではアメリカザリガニ、タイリクバラタナゴが見つかり、在来種ではモツゴ、ギンブナ、ドジョウ、テナガエビ、スジエビなどたくさんの種類が確認されました。数の集計は、まだできていないけれど、かいぼりをした後の在来種の回復が確認できるとうれしいですね!

フローターに乗って張網にかかった生き物を回収します 生き物の種類と数を記録して、在来種は池に戻します
フローターに乗って張網にかかった生き物を回収します(左)、生き物の種類を分けてから数をかぞえて記録します。在来種は池に戻します(右)

令和3年10月3日

 公園に来てくれたみんなに、外来種のアメリカザリガニの駆除のお手伝いをしてもらうイベント「みんなで水辺守 アメリカザリガニ駆除編」が再開されました!新型コロナウイルスの緊急事態宣言の関係で、約2ヵ月間お休みしていたけど、この日は、参加者のみんなと市民ボランティアの上尾水辺守が協力してアメリカザリガニの駆除作業を行いました。イベントでは、在来種のギンブナ、モツゴ、スジエビなども観察することができたけど、在来種にとって住みやすい水辺にするためには、水草を切ったり、在来種の生き物を食べてしまうアメリカザリガニの駆除を続ける必要があります。水辺の自然再生に協力してくれる人や水辺の生き物に興味のある人は、是非、参加してね!
 アメリカザリガニは生態系に大きな被害をあたえる外来種として、環境省も野外にひろがらないような呼びかけをしているんだ。わかりやすいイラストなどで説明してるからホームページを見てね!

環境省のアメリカザリガニに関する取り組みはこちらクリック

アメリカザリガニの生態系被害を説明します 環境省のアメリカザリガニのイラスト 
ミニレクチャーでアメリカザリガニの生態系被害を説明します(左)、環境省のアメリカザリガニの被害を伝えるイラスト(右)