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大池自然再生日記11・12月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月14日更新 ページID:0263693

令和2年12月14日

 今日は大池の水鳥のお知らせだよ。寒くなってきて大池では色々な水鳥が見ることができるようになりました。12月になってから、キンクロハジロ、マガモ、オオバンなどが確認されているよ。6月と10月に繁殖が確認されたカイツブリは相変わらず元気に大池で生活してます。他にもカワセミ、カルガモ、アオサギ、ダイサギなども確認されているよ。
 上尾丸山公園に来てもらえれば、たくさんの水鳥に会えるかも!?しれないね。水鳥を観察する時は、鳥を驚かさないようにそっと観察してあげてください。

大池のキンクロハジロのつがい 大池のマガモ
大池のキンクロハジロのつがい(左)、大池のマガモ(右) マガモは修景池でも観察できます

大池のカイツブリたち 大池のカワセミ
大池のカイツブリたち(左)、大池の木杭にとまっていたカワセミ(右)

令和2年12月9日

 12月5日に今年度最後の上尾市自然学習館自然観察会スペシャル企画「みんなで水辺守 アメリカザリガニ駆除編」が開催されました。8月から始めたこの企画では、今まで300人の一般参加者に駆除作業をお手伝いしてもらって、1,116匹のアメリカザリガニを駆除することができました。
 アメリカザリガニは北アメリカから持ち込まれた外来種で、水草を切り取ってしまいます。アメリカザリガニがいると水草が育つことができないから、こうゆう地道な取り組みが自然を再生するためには必要なんだ。お家でアメリカザリガニを飼う場合は、最後まで面倒を見てあげて、絶対に野外の川や池には放さないようにしてね!

みんなで水辺守のアメリカザリガニの駆除作業の様子
みんなで水辺守のアメリカザリガニの駆除作業の様子

令和2年12月2日

 大池北側の水草は冬が近づいてほとんどが枯れていました。枯れた水草をそのままにすると、水草が倒れて栄養分が池に戻ってしまうんだ。そこで、11月29日に市民ボランティアの上尾水辺守のみんなに水草刈りをしてもらいました。多くの水草は多年草(たねんそう)と言って、泥の中の根から来年の春に芽がでる植物なんだ。来年も生き物が豊かな浅場になることが楽しみだね。

浅場の水草刈りの様子 作業後の浅場の様子
浅場の水草刈りの様子(左)、作業後の浅場の様子(右)

令和2年11月24日

 お久しぶりです大池くんです!すっかり秋めいてきて公園にも出かけやすい季節になりました。大池や公園の湿地の泥から水草が再生するかの観察の続報だよ。8月にはシャジクモの仲間とフラスコモの仲間が再生したことをお知らせしたけど、その他にも水草のオモダカやフトイ、湿地の植物のミズワラビやタガラシなどが再生しました。数は少ないけど、色々な種類の植物が再生するということは、公園の自然が豊かだからなんだろうね。

再生したオモダカ 再生したタガラシ
再生したオモダカ(左)とタガラシ(右)