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大池自然再生日記10月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年10月29日更新 ページID:0260209

令和2年10月29日

 今月も上尾市自然学習館の自然観察会スペシャル企画「みんなで水辺守 アメリカザリガニ駆除編」は、引き続き開催されました。この企画は、上尾水辺守の外来種駆除作業を一般の参加者の皆さんにお手伝いしてもらって、ミニレクチャーではアメリカザリガニがいると水草が育つことができないことを知ってもらうことを目的としているんだ。今までに194人の一般参加者に協力してもらって、アメリカザリガニを690匹駆除することができました。みんなの協力があって、少しづつ水草が育ちやすい水辺に近づいてます。
 「みんなで水辺守」は11月8日(日曜)、11月29日(日曜)も開催するから、興味のある人は是非、参加してね。

9月のみんなで水辺守の様子
9月のみんなで水辺守のミニレクチャーの様子

令和2年10月8日

 今日は大池のカイツブリのお話だよ。今年は、夏以降にカイツブリが10羽ぐらい観察できるようになりました。6日には、ヒナを背中に乗せてる親子も見つかったんだ。親鳥がヒナを乗せるのは、ヒナが生まれてから1週間ぐらいしか見ることができないめずらしいことなんだ。もう秋になるけど、今でも新しいカイツブリが生まれて、仲間が増えているんだね。
 週末には台風が近づくから、そんな様子を見てもらうのは難しいかもしれないけど、池の自然がどんどん良くなっていることが実感できるね。

大池のカイツブリの親子 カイツブリのヒナの給餌
10月20日に撮影した大池のカイツブリの親子

令和2年10月5日

 今年の3月に市民ボランティアの上尾水辺守と泥かき連のみんなに整備してもらった大池北側の浅場では、春から夏にかけてたくさんの植物が見つかりました。水草ではガマの仲間、マコモ、ヒシ、ウキクサの仲間、湿地の植物ではミソハギ、コナギ、ミゾソバ、オオイヌタデ、セリなどが再生したんだ。これらの植物のほとんどは、泥のなかで眠っていた埋土種子(まいどしゅし)から発芽したと考えられます。かいぼりするときに、池底の天日干しや浅場造りに取り組んだ成果だね。これから浅場でたくさんの生き物が生活できるようになるといいね!

 大池北側の浅場の様子 ハート型の葉っぱのコナギ ミソハギの花
 大池北側の浅場のガマの仲間(左)、ハート形の葉っぱのコナギ 7月(中)、花をつけたミソハギ 8月(右)