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介護保険のしくみ

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年7月1日更新 ページID:0281856

介護保険は、ご本人や家族が抱える介護の不安や負担を社会全体で支えあう制度です。40歳以上の皆さんが被保険者となって保険料を納め、介護が必要になったときに、介護サービスを利用できます。

     しくみ

                                                     介護保険のしくみ(図解)

 

介護保険に加入する方(被保険者)

 
 被保険者は、年齢によって「第1号被保険者」と「第2号被保険者」とに区分されます。

第1号被保険者

 65歳以上の人。
 支援や介護が必要と認定された人は、介護サービスを利用できます。どんな病気やけがが原因で介護が必要となったかは問われません。

第2号被保険者

 40歳から64歳の医療保険に加入している人。
 介護サービスが利用できるのは、特定疾病(下記の16種類)により介護が必要と認定された人です。

特定疾病

1.がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)

2.筋萎縮性側索硬化症

3.後縦靭帯骨化症

4.骨折を伴う骨粗しょう症

5.多系統萎縮症

6.初老期における認知症

7.脊髄小脳変性症

8.脊柱管狭窄症

9.早老症

10.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症

11.脳血管疾患

12.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病

13.閉塞性動脈硬化症

14.関節リウマチ

15.慢性閉塞性肺疾患

16.両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

 

介護保険被保険者証

 介護保険の被保険者になった人には、介護保険被保険者証が交付されます。


 被保険者証は、要介護認定の申請や介護サービスを利用する際に必要になりますので、大切に保管してください。
 万一、紛失してしまったときには、高齢介護課窓口で再交付の申請を行ってください。


 申請書は高齢介護課窓口に置いてあるほか、下記からダウンロードしたものをご利用いただけます。 

「介護保険被保険者証交付等・再交付申請書」 [PDFファイル/113KB]

第1号被保険者

 65歳の誕生日の前日が属する月に交付されます。
 年齢到達時の交付については、申請などの手続きは不要です。


 要介護認定を受けるまでの間は有効期間はありません。


 要介護認定を受けた場合、認定時に有効期間が定められますので、継続して介護サービスを利用する場合は、有効期間内の更新手続きが必要になります。

第2号被保険者

 要介護認定を申請し、要介護または要支援と認定された場合に交付されます。


 認定時に有効期間が定められますので、継続して介護サービスを利用する場合は、有効期間内の更新手続きが必要になります。

 

介護保険の財源

 介護保険では、介護サービス費のうち1割から3割を自己負担し、残りの9割から7割を国・県・市による公費(50%)と被保険者の保険料(50%)でまかないます。

 この分の財源構成は、在宅サービスの場合、国25%(内5%は調整交付金)・県12.5%・市12.5%の公費と第1号被保険者の保険料23%、第2号被保険者の保険料27%となっています。

     財源

 

 

サービスの利用者負担は

 サービス利用に際しては、一定割合を負担します

 介護保険の利用者は、費用の一部(1割から3割)を負担してサービスを利用します。

 その負担割合は、前年の所得に応じて、決定されます。

 判定方法や、Q&Aについては、次のリンク先をご覧ください。

負担割合パンフレット(厚生労働省) [PDFファイル/269KB]

 

介護保険負担割合証

 介護保険負担割合証は、介護保険サービスを利用するときに利用者が負担する割合(1割から3割)が記載されている証書です。

 要介護・要支援認定を受けている方全員に介護保険負担割合証(うぐいす色)が交付されます。

 負担割合は前年の所得に応じて決まるため、毎年7月に要介護・要支援の認定を受けている方に交付されます。更新の手続きは必要ありません。

 介護保険負担割合証は、要支援の人は地域包括支援センター、要介護の人はケアマネジャーに提示してください。 

 有効期限は1年間です(8月1日から翌年7月31日まで)。

介護保険サービスの利用限度額(一か月)の目安  

 介護保険のサービスを利用する際は、要介護状態区分別に利用限度額が決められています。上尾市内のサービス事業者を利用したときの目安は下表のとおりです。

 

要介護度

利用限度額

自己負担(1割)

自己負担(2割)

自己負担(3割)

事業対象者

5万 320円

5,032円

1万 64円

1万5,096円

要支援1

5万 320円

5,032円

1万 64円

1万5,096円

要支援2

10万5,310円

1万  531円

2万1,062円

3万1,593円

要介護1

16万7,650円

1万6,765円

3万3,530円

5万  295円

要介護2

19万7,050円

1万9,705円

3万9,410円

5万9,115円

要介護3

27万  480円

2万7,048円

5万4,096円

8万1,144円

要介護4

30万9,380円

3万 938円

6万1,876円

9万2,814円

要介護5

36万2,170円

3万6,217円

7万2,434円

10万8,651円

 

介護保険サービスの種類 

在宅サービス (自宅や施設に通って利用するサービス)

   在宅サービス

施設サービス(施設に入所して利用するサービス)

    施設サービス

地域密着型サービス(住み慣れた地域での生活を支えるサービス)

※上尾市に住民票がある方のみ利用できます。

    地域密着型サービス


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