自然学習館展示室をリニューアルし「摘田と上尾の歴史・文化」コーナーをオープンしました
自然学習館展示室をリニューアルし「摘田と上尾の歴史・文化」コーナーをオープンしました
上尾丸山公園内にある上尾市自然学習館の展示室の一部をリニューアルし、新たに「摘田と上尾の歴史・文化」コーナーを令和5年12月25日㈪からオープンしました。
このコーナーでは、国指定重要有形民俗文化財「上尾の摘田・畑作用具」をはじめとした上尾の歴史・文化を紹介しています。
展示紹介
コーナー(1)「上尾の歴史概観」
コーナー(1)「上尾の歴史概観」では、自然学習館近くにある殿山遺跡の旧石器や縄文・古墳時代の土器などの出土遺物を展示し、年表などにより上尾の歴史を紹介しています。
展示コーナー
県指定文化財「殿山遺跡出土旧石器」(畔吉地区出土)
市指定文化財「古墳出土銅鏡」(畔吉地区出土)
市指定文化財「灰釉草葉文瓶」(小敷谷地区出土)
※展示物には一部複製品を含みます。
コーナー(2)「摘田畑作と農村」
コーナー(2)「摘田畑作と農村」では、国指定重要有形民俗文化財「上尾の摘田・畑作用具」の解説とともに、「摘田」の作業工程ごとにジオラマや記録写真を展示し、「上尾の摘田」を紹介しています。
展示コーナー
摘田による稲作のジオラマ模型
市内で使われていた農具の展示(複製品含む)
コーナー(3)「民俗芸能と祭り」
コーナー(3)「民俗芸能と祭り」では、県指定文化財であり、上尾市の夏を代表する行事の一つである「平方のどろいんきょ」や、畔吉・藤波地区で継承されている「ささら獅子舞」を初めとした民俗芸能、そして祭礼行事を解説や映像で紹介しています。
展示コーナー
「上尾の摘田」や民俗芸能・行事の映像視聴コーナー
映像はホームページ「あげお文化遺産ガイド」でも視聴できます。
※この事業は、埼玉県ふるさと創造資金の補助を受けて実施したものです。