第53回全国消防救助技術大会
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年9月18日更新 ページID:0404222
第53回全国消防救助技術大会の出場報告について
令和7年8月30日(土曜日)に神戸市において、第53回全国消防救助技術大会が開催されました。この大会は、日本全国から選び抜かれた隊員達が一堂に会し、日頃鍛え抜いた消防救助技術を競い合う大会です。隊員は陸上の部(8種目)、水上の部(8種目)に分かれて、それぞれの訓練成果を披露します。当消防本部からは、「ロープ応用登はん(神山勇作隊員、新井陸隊員)」と「溺者搬送(及川啓隊員、秋池真悟隊員)」が出場しました。
9月12日には市長に表敬訪問し、大会の結果などを報告しました。
陸上の部「ロープ応用登はん」とは
登はん者と補助者が2人1組で協力し、器材を使わずに塔上から垂下されたロープを15メートルの到達点まで登り、その安全確実性と所要時間を評価します。
水上の部「溺者搬送」とは
2人1組(要救助者含む)でおこなう訓練です。救助者が「じゅんか飛び込み」という安全に飛び込む方法で入水し、20メートル先にいる要救助者(溺者)のところまで泳いでいきます。その後、要救助者のあご先を持ち、顔を水面から引き上げた後、髪の毛をつかむ方法で泳いで救助します。
(左から:秋池隊員、及川隊員、中山消防長、畠山市長、神山隊員、新井隊員)