【第2報】市内の河川（芝川）における油の流出事故について【令和7年10月8日発生分】―原因者による事故後対応を開始します―

第1報についてはこちら

令和7年10月8日より、市内の芝川枝線から油類の流出が確認されました。

調査の結果、流出元が判明しましたのでお知らせいたします。

原因者による対応策を実施するとともに、市では流出防止対策（封じ込め対策）を継続して実施しております。

また、芝川枝線内の一部に滞留していた油分について、バキューム車による回収作業を実施しました。

原因者

事 業 所 名：東京鋼鐵工業株式会社　上尾工場

所   在   地：上尾市菅谷433

業           種：製造業

発生日時

令和7年10月6日（月曜日）17時頃から

流出した物質の種類および流出量

種             類：A重油（ボイラー燃料として使用）

流　出　量：不明

                  ※タンクおよび漏えい防止桝から漏れ出たと推定される量は1,200リットルとなります。（ポンプの油送能力より推定）

　　　　　流れ出る間に敷地内土壌にしみ込んだ分もあるため、河川への正確な流出量は不明です。

事故の原因等

　ボイラーへの燃料供給について、本来はスイッチを「自動」に切り替えて運転させるところを、誤って「手動」に切り替えた。

　この操作ミスにより、タンクおよび漏えい防止桝の許容量を超えて給油されたことにより外部に漏えい。

　ボイラー室横を通る側溝に一部流れ、芝川枝線へと繋がる水路に流出した。

敷地内水路の土壌除去作業

工場敷地内の水路に残留している油分を含んだ土壌の除去を実施予定です。

実施予定日：令和7年10月22日（水曜日）　午後

ボイラー室外の土壌の除去

ボイラー室外部において重油が浸透したであろう土壌の浸透状況調査・除去を実施予定です。

実施予定日：未定

相談窓口の設置

東京鋼鐵工業株式会社では、今回の油流出事故に関しての相談窓口を設置しております。

詳細は以下のリンク先に直接お問い合わせください。

東京鋼鐵工業株式会社：当社上尾工場における重油流出事故について

10月8日より、流出拡散防止対策（封じ込め対策）を実施しています。
10月21日現在については、以下の図の場所にてオイルフェンスを設置しています。
・上流側（アッピーランド付近）
・下流側（埼玉アイスアリーナ先　西長橋）

↓(1)地点のオイルフェンス　

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↓(2)地点のオイルフェンス　

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↓(3)地点のオイルフェンス

※いずれの写真も撮影日：10月17日（金曜日）時点のものです。

10月21日、水路内の一部で滞留していた油分を、バキューム車を使用して回収しました。

回収地点：下図参照（上平公園北側　暗渠（※地面の中に入っていく水路））

今回の芝川への油類の流出について、水道水への影響は現在確認されておりません。
〇市内の水道水について、芝川から直接の取水は行われていません。
〇みなさまに給水される水道水については、各浄水場で毎日検査された水のみが給水されているため、影響はございません。

みなさまにはご心配をおかけしますが、芝川にて、
◆「新たに大量の油が流出している。」
◆「魚が口をパクパク開けて苦しそうに泳いでいる。（または大量に死んでいる。）」
◆「オイルフェンスが外れている。」
などの事態が確認できた際には、下記担当まで情報提供いただきますようお願いいたします。