下水道災害対策実動訓練について
埼玉県と合同で下水道災害対策実動訓練を実施しました。
埼玉県が実施する下水道災害対策実動訓練に参加し、訓練を実施しました。様々な被災事象に対しても、臨機応変に対応できるよう、大規模地震を想定した、ポンプ場や管路の緊急点検など、実際の活動を通じて、災害発生時の対応手順を確認するとともに、職員1人1人の習熟度の向上を図ります。
訓練の概要
訓練実施日時:令和7年11月20日(木曜日)午前8時40分から午後4時30分まで
訓練対象施設:上尾市内のポンプ場、マンホールポンプ、管路
被害想定:埼玉県内で最大深度6強の地震発生による、幹線管路の破損やマンホールポンプが停止するなどの被害が発生。
主な訓練内容:
・地震発生後、上尾市上下水道部庁舎内に災害対策本部を設置
・職員により、上尾市内を東西2班に分け、主要な管渠等の点検を実
施し、状況を報告。
・委託業者により、ポンプ場やマンホールポンプの点検を実施し、状況を報告。
・埼玉県の下水道事業課や荒川左岸南部事務所と連携し、点検箇所や
被災情報の共有、応急対応のための支援を要請。
訓練の状況
≪出発前の状況(災害対策本部)≫
≪訓練状況(災害対策本部)≫
≪東側点検班の状況≫(マンホール内の点検、上部から)

≪西側点検班の状況≫(マンホール内の点検、上部から)

≪委託業者による点検状況≫

≪点検後の報告状況≫
≪訓練終了に伴い反省会を実施≫
災害用マンホールトイレの機材組立訓練
別の日程で、災害用マンホールトイレを利用するための機材の組立訓練を行いました。
上尾市では、公共下水道管の破損などで水洗トイレが機能しなくなった場合の代替え施設として、マンホールトイレを整備しています。
災害時などに、マンホールトイレを利用することになった場合、職員が自ら機材の組立を行ったり、指導が行えるよう訓練を行いました。
緊急時においても、より迅速かつ的確な行動がとれるよう、今後も定期的に訓練を実施していきます。