プレコンセプションケア講演会「妊娠前からの健康づくり」が開催されました
令和7年8月23日、こども保健センターでプレコンセプションケア講演会「妊娠前からの健康づくり」が開催され、女性やそのパートナー40人が参加しました。
プレコンセプションケアとは、「プレ(Pre)」が「からの前の」、「コンセプション(Conception)」が「受胎・妊娠」を意味し 、つまり「妊娠前からの健康づくり」を指します。
妊娠を考えているかどうかに関わらず、若い男女が将来の妊娠や出産を意識して、日々の生活や健康に向き合うことが重要とされています。
≪プレコンセプションケアについて、詳しくはこちら→ 思春期からの健康づくり「プレコンセプションケア ≫
この講演会は、若い世代の健康を支え、プレコンセプションケアを広めることを目的に上尾市が新たに実施した取り組みで、広く対象者に向けてプレコンセプションケアについての講演会を開催するのは、県内では初めての試みです。
畠山市長も視察に訪れ、「プレコンセプションケアについて、広く市民の皆様に知っていただき、ぜひご家族やご友人と話題にしていただけますと幸いです。」とあいさつをしました。
講師には、奈良県立医科大学附属病院産婦人科(総合周産期母子医療センター)助教の牧野 佑子先生をお招きし、大学病院での臨床経験をもとに生活習慣や体・心の状態などの視点から、妊娠前から意識しておきたい健康管理のポイントをお話しいただきました。
参加者からは「まだ妊娠は考えていなかったが、普段の生活を見直すきっかけになった」「高年妊娠などのリスクなどについて勉強になった」「もっと早く知りたかった」などといった感想が挙げられました。
また講演後には、胎児の健やかな成長を促す葉酸サプリが希望者へプレゼントされ、将来のライフプランのために日々の生活や健康と向き合う機会となりました。