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「戦没者を追悼し平和を祈念する日」によせて市長メッセージを掲載します

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年8月15日更新 ページID:0374881
 8月15日は、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。

 先の大戦では、戦禍により数多くの尊い命が失われました。祖国の平和と発展を願い、家族を案じつつ、心ならずも戦場に倒れた方々、あるいは戦後、異郷の地に亡くなられた方々の無念を思うとき、悲痛の思いが尽きることなく込み上げてきます。

 亡くなられた方々へ哀悼の意を表すると共に、親愛なる家族や友人を失い、同時に幾多の苦難を乗り越えられた遺族の皆さんの苦労に敬意を表します。

 本年は戦後80年という節目の年です。長い年月が経過し、戦争の記憶が薄れる中、私たちが享受している平和は、先人たちの犠牲のもとに築かれたものであることを改めて認識する必要があります。過去を謙虚に振り返り、戦没者や遺族の方々の思いを胸に刻みながら、記憶を風化させることなく次の世代へしっかりと伝えていかなければなりません。

 現在も世界では戦争や紛争が起きているという現実があります。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から約3年半が経過しましたが、その犠牲者は増え続けており、長期化が否めません。国際社会との対話と協調により、1日でも早く平和な日々が戻ってくることを願っております。

 上尾市といたしましても、市民の命と暮らしを守ることを最優先に、次の世代を担うこども達が夢と希望を抱ける平和行政の推進に取り組んでまいります。

 終わりに、今日という日が、戦争の悲惨さや命の尊さについて、改めて考える機会となることをお祈りすると共に、ご遺族の皆さまのご多幸を心からお祈りいたします。


 令和7年8月15日
 上尾市長 畠山 稔