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上尾市と片品村との森林整備の実施に関する協定が締結されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年9月6日更新 ページID:0318664

協定書を手に記念写真に納まる畠山市長と群馬県片品村の梅澤村長

 8月25日、上尾市役所において「上尾市と片品村との森林整備の実施に関する協定」が締結されました。この協定は、上尾市と群馬県片品村が共同して片品村の森林整備を行うことにより、二酸化炭素の吸収量の増加を図り、地球温暖化対策に取り組むとともに、今後、整備された森林を活用した環境学習の機会や上尾市と片品村との相互の交流を深めていくことを目的としています。

上尾市と片品村との森林整備の実施に関する協定書

 締結式では、上尾市環境政策課から協定の趣旨説明ののち、畠山市長、梅澤村長、それぞれが協定書にサインし、協定書の交換を行いました。

 畠山市長からは「本市は令和3年7月にゼロカーボンシティ宣言を表明しており、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目標に、各種施策に取り組んでいる。そのためには二酸化炭素の排出抑制だけでなく、森林による二酸化炭素の吸収も大事になってくる。今回、災害協定を結んでいる片品村さんに二酸化炭素の吸収についてご協力を頂けることとなり、大変感謝している。いずれ森林整備が進んだら、上尾市、片品村双方の交流が更に深まっていくと良いと考えている」と挨拶がありました。

 続いて片品村の梅澤村長からは「片品村では、今年度尾瀬が国の7番目のゼロカーボンパークの指定を受け、また、村としても群馬県の5つのゼロ宣言を踏まえ、ゼロカーボンシティ宣言を行ったところ。上尾市さんとは防災協定を結んでいるうえに、このような価値ある協定を結べたことは大変ありがたいことだと考えている。片品村では、尾瀬を交えた教育に特化したモニターツアーを企画しており、今年度は3校の高校の受け入れを行う。上尾市さんからも尾瀬、そして「あげおの森」に小・中学校の児童・生徒さんをお呼びし、環境学習を進めてもらいたいと考えているので、ぜひ片品村にお越しください」と挨拶がありました。

 埼玉県内の地方公共団体から他県への二酸化炭素の吸収を求める事例としては、県内初となるこの協定の対象地、「あげおの森」の概要は以下のとおりです。今後、5年間で森林整備を進めてまいります。

所在地:群馬県利根郡片品村大字花咲字武尊山2797₋2
面積:5.64ヘクタール
区域:
   あげおの森