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議第9号議案

印刷用ページを表示する 掲載日:2008年3月21日更新 ページID:0002335

チベット騒乱の解決を求める決議

 3月14日、チベット自治区ラサ(区都)で大規模な騒乱、事件が発生した。中国政府はただちに武装警察隊、軍隊を派遣し、武力弾圧により多くの僧侶らを拘束し、多くの死者も出ている。
 この騒乱は、他地区にも飛火し、チベット自由化への叫びとともに、過激な行動へと発展した。
 中国政府は一切の責任はダライ・ラマ組織にあるとし、騒乱を実力で押さえ込む強硬姿勢に出ている。
 チベットは1951年中国軍の侵攻、解放後、今日まで中国当局との民族対立を続けており、ダライ・ラマ14世はインドに亡命政権を樹立している。今回の騒乱は、まさに永年にわたるチベット自由化へのチベット人の怒りの叫びであり、ダライ・ラマ14世は中国政府の行動は「文化的虐殺だ」と非難している。
 中国政府は諸外国の非難の声を謙虚に受けとめ、ただちに情報封殺をやめ、今後、速やかに拘束した僧侶らを釈放し、人権侵害をすることなく、平和的に事態を収拾することを切に望むものである。

平成20年3月21日

上尾市議会

平成20年3月21日

提出者 上尾市議会議員 武藤 政春 
賛成者 上尾市議会議員 箕輪 登
賛成者 上尾市議会議員 町田 皇介
賛成者 上尾市議会議員 橋北 富雄
賛成者 上尾市議会議員 深山 孝