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上尾市のラスパイレス指数について

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月26日更新

平成30年度ラスパイレス指数 103.4

 平成30年度における全国自治体のラスパイレス指数の状況が平成31年3月26日に総務省から発表されました。平成30年度の本市の指数は103.4です。
上尾市のラスパイレス指数の推移
平成26年度平成27年度平成28年度平成29年度平成30年度
103.5102.2103.3103.5103.4

 

ラスパイレス表

給料水準を引き下げるために実施したこと

一般行政職55歳昇給停止(平成30年4月1日実施)

 平成26年1月、55歳以上の国家公務員は勤務評価が標準以下であれば昇給しない制度に改正されました。
 本市では、55歳以上昇給抑制(通常4号給の昇給を2号給に抑制)を実施していましたが、平成30年4月1日以降、国家公務員の制度に準じて、行政職55歳昇給停止制度を導入しました。
 この55歳昇給停止制度について、埼玉県内で実施している自治体は、本市を含めて4市1町のみです。

一般行政職全職員の昇給延伸(平成31年4月1日実施)

 ラスパイレス指数が高位で推移していることを踏まえ、これまで水準の引き下げの方法を検討した結果、上尾市職員の初任給、昇格、昇給等に関する規則を平成31年3月13日に一部改正して、同年4月1日の定期昇給を延伸します。

ラスパイレス指数とは

 国家公務員と地方公務員の給料を比較するときに使う統計上の指数です。国の行政職俸給表(一)適用職員の俸給月額を100とした場合に、地方公務員の一般行政職の給料水準を表しています。
 職員構成を学歴別、経験年数別で区分し、地方公共団体の職員構成が国の職員構成と同一と仮定して算出します。地方公共団体の職員の学歴別、経験年数別の平均給料月額に国の各区分の職員数を乗じて得た総額(仮定給料総額)を国の実俸給総額で除して得る、加重平均により算出されます。

算出方法

(1)本市のラスパイレス指数の対象職員(技能労務職や企業職等を除いた一般行政職員)を、大卒・短卒・高卒・中卒の学歴区分ごとに、下記の経験年数区分で算定された平均給料月額に、同じ階層区分の国の職員数を掛け足し合わせ、仮定給料総額を算します。
市の仮定給料総額
(2)国も同様に計算を行い、国の実俸給総額を算定します。
国実俸給総額
(3)市の仮定給料合計を国の実俸給総額で除し、ラスパイレス指数を算定します。
ラスパイレス指数

ラスパイレス指数が高い要因は?

学歴に因らない管理職員への登用

 国家公務員では高校卒業程度の職員が課長職以上の管理職になることが稀ですが、本市では高卒の職員であっても職務遂行能力が高い職員は課長職以上の管理職に登用しています。管理職に登用するということは、給料表の級が上がり、昇格した分給料月額も増額となるため、登用される25年以上経験の高卒職員に係る指数の水準が高く、全体のラスパイレス指数を押し上げている要因の一つとなっています。

昇任の早まり

 団塊の世代の退職後、本市では世代交代が起こり、主査職以上の職への昇任のスピードが速まっています。特に係長級である主査職及び副主幹職については平成23年と比較をして2歳ほど若返りをしています。
 公務員の給料は職務給の原則があることから、昇任すると給料水準が上がります。そのため、昇任スピードが速まると、経験年数が同じ職員同士を比較する場合給料月額が高くなるため、このこともラスパイレス指数を押し上げている要因の一つと考えられます。

ラスパイレス指数が給与の高い低いを表しているのか?

 一般に「給料」と「給与」は別の概念です。「給料」はいわゆる本給のみを表し、一方「給与」は給料に家族手当や通勤手当などの手当を加えたものを表します。
ラスパイレス指数は国と地方の「給料」を比較したものであり、公務員が収入する給与全体を比較したものではありません。
 公務員の手当には、「地域手当」という手当が支給されています。この「地域手当」は 地域の民間賃金水準を公務員給与に反映させるため、主に民間賃金の高い地域に勤務する職員に対して支給される手当で、国家公務員の制度では、人事院が級地を指定しその支給率が決定されています。
級地

地域手当
の支給率

主な該当団体
地域手当の級地と支給率
1級地20%特別区
2級地16%和光市 など
3級地15%さいたま市、志木市 など
4級地12%東松山市、朝霞市 など
5級地10%坂戸市、桶川市、新座市 など
6級地6%川越市、越谷市、伊奈町、上尾市 など
7級地3%熊谷市、日高市 など

※県内には1級地に該当する地方公共団体はありません。2級地以下は県内の主な団体を記載しています。

 地域手当は地域の民間賃金状況を反映してものであるものの、収入を単純に比較するのであれば、「給与」で比較する必要があり、ラスパイレス指数では、「給与」の比較はできないことになります。

他の地方公共団体との支給状況比較

団体名

ラスパイレス
指数

地域手当の
支給率

職員数

平均
年齢

給料

地域
手当

期末
手当

勤勉
手当

年間
支給総額

他の地方公共団体との支給状況比較(ラスパイレス指数対象職員)
新宿区99.220%1,492人40.7歳305,000円63,200円1,005,100円716,700円6,140,200円
埼玉県100.69.8%8,765人42.9歳326,400円33,200円997,000円663,800円5,976,000円
さいたま市102.214.26%3,892人40.0歳316,200円46,500円964,500円679,800円5,996,700円
桶川市102.310%312人38.7歳304,800円32,600円898,200円585,900円5,532,900円
上尾市103.56%642人40.6歳317,600円20,200円942,000円612,100円5,607,700円
川越市102.16%1,268人41.8歳321,500円20,500円934,300円601,900円5,640,200円

(出典:平成29年 地方公務員給与の実態)
※近隣市、埼玉県、および特別区のうち平均年齢が近い区を掲載しています。

給与水準の適正化に向けて

 今後も、国の人事院勧告を尊重した給与の改定や従来の制度のそのものの見直しを図り、適正な職員の給与水準の確保に努めてまいります。