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身近な題材で子どもたちに読書の楽しみを 次良丸 忍さん ~スポットライト 人・仲間~

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月28日更新

身近な題材で子どもたちに読書の楽しみを

小学生に人気の児童文学作家

自宅兼仕事場で作品づくりに打ち込む次良丸さん  次良丸忍さん
 

 『れっつ!ダンス!!』(2015年 金の星社)の「れっつ!シリーズ」、『おねがい恋神さま オーディションでライバル対決』(2016年 金の星社)の「おねがい恋神さまシリーズ」など、児童文学作家の次良丸忍さんは小学校の中・高学年を対象としたシリーズを多数執筆しています。日常生活から題材を得た作品を中心に、エンターテインメントやSFなど幅広く、どれも子どもたちに大人気です。

 「子どものころはあまり本を読みませんでした。高校生の時、たまたま書店で手にした宮沢賢治の童話を読んで、その世界に引き込まれたことが、児童文学に興味を持ったきっかけです」と話します。大学生の時に、小説雑誌に投稿した作品が入選し、その入選作品をまとめた本が出版されたことで、自分の書いた作品が本になることの喜びを感じました。大学卒業後は作家を目指して上京し、書店でのアルバイトなどを経て、1995年に『銀色の日々』(小峰書店)でデビューしました。

 身近な出来事や日常の大切さなどを扱うリアリズムが得意なテーマ。「ちょっとした息抜きにでも子どもたちが自分の本を読んで、読書の楽しさを感じてくれればうれしい」と話し、学校やスポーツを題材にしたり、コメディーの要素を取り入れたりして、現代の子どもたちにとって身近で読みやすく、楽しめる作品づくりを大切にしています。

 自身の生活からも作品のヒントを得ており、趣味のランニングや、自分の子どもが習っていたスイミングをテーマにした作品もあります。現代の子どもたちが好む話題を研究するため、日々、テレビや漫画、情報誌などで情報収集をする一方、「今の子どもたちも自分の子どものころと根の部分は変わらないと信じている」とも話してくれました。

 「今後の目標は、いつか絵も文章も自分で書いた絵本を制作することです」と語る次良丸さん。子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、これからもたくさんの楽しい物語を届けてくれることでしょう。