〇日本赤十字社埼玉県支部の方を講師にお招きして、コロナ差別防止教室 「新型コロナウイル感染症が引き起こすものとは」をテーマに45分間のリモート授業(講演)をしていただきました。
〇全クラス一斉に大型モニタを活用し、ご用意いただいたパワーポイント資料を提示しながら、校内放送による説明をしていただきました。「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう」という教材を使って、最後はワークシートに考えをまとめていきました。
〇新型コロナウイルスの3つの顔とは、3つ感染症「病気そのもの」「不安と恐れ」「嫌悪・偏見・差別」を指します。それぞれ性質の異なるものですが、正しく認識をしておかないと、誤った情報がたちまちのうちに広まってしまうというお話をしていただきました。
〇正しく知識を身につけることで、自分たちがどのように行動をすることが大事なことなのかに気付くことができ、必要な場面では、「No」という声を上げていくことも大切であるということを学びました。
暑い中ですがユニフォーム着用でお話をしていただきました。終了後に校長室でお花をお渡ししました。
・感染症は1つではなく、不安と差別の2つと病気を合わせて3つと知り、もし感染してしまった人が周りにいたら、何をしてあげるべきなのか考えさせられました。私たちの生活を支えてくれている人がいると忘れず生活していきたい。
・「差別」というのは良くない。その認識が自分自身ではっきり、判断できる年齢だと思っているので、今後も感染防止対策に努めるのはもちろん、差別や偏見をなくすためにも、周りに注意をしたり、それでも駄目なら自分も差別、偏見をしていないか自身を見つめ直し、「差別をしない!」という空気を自分、そして、周りの友達とも協力したりして、この長期戦を乗り越えていきたい。
・新型コロナウイルスの3つの顔「病気」「不安」「差別」を知ることができました。また、私たちはこの感染症を防ぐことができることも分かりました。まずは、コロナウイルスにかからないよう、衛生行動をすること。次に気づく力、聴く力、自分を支える力を高めること。そして、絶対に差別をしてはいけないことを意識します。
・コロナによって差別が起こってしまうことはとても残念です。でも、差別が起きても、言わない、書かないことが大事だと分かりました。自分の気持ちをわがままに言わないように病気になってしまった人を絶対に傷つけないようになればよいなと思います。色々なことに気づき、考え、行うことが大事だと考えました。
・コロナウイルスは、3つの感染症という顔があり、つながっているということを初めて知り、忘れないようにしようと思います。自分も、もしかしたら資料にある差別の樹の中の言葉を思ってしまっているのではないかと思います。コロナウイルスだけではなく、また、他の感染症が流行っても差別をしないようにしたいです。
・コロナウイルスのことで差別があることは何となく知っていたけど、3つの感染症があって、それらはつながっていることを初めて知りました。このコロナ差別防止教室で知っていることもあったけど、はじめて聞いたこともたくさんあったので、しっかりと学べた気がした。最近は感染者も増えてきているし、感染症も全国に拡大していて、怖いですが、その中でも毎日学校に行けているので、これからはもっともっと感染対策をして、万全の準備をしようと思います。
・今日のコロナ差別防止教室で第3の感染症があることを知りました。その第1、第2、第3の感染症を防ぐためにこれから、どうしなければいけないのかを教えてもらいました。特に印象に残ったのは、3つの感染症は、どうつながっているのかという話です。病気が不安を呼び、不安が差別を生み、差別がまた病気につながるという、負のスパイラルです。無限のループで感染が広がるのはとても怖いです。それを生まないためにする方法を教えてもらったので、家族にもこの話をして、全員が3つの感染症にかからないようにしたい。
・コロナ差別防止教室で、「差別は自分の不安の鏡」という言葉が心に残りました。最近、近くのお店でコロナの感染者が出たことを聞き、そのお店に行っていませんでした。しかし、この事も差別につながるのかなと思い、これからは差別の思いを行動にうつすのはやめようと思いました。第3の感染症、差別を防ぐためには、「ノー」という勇気が必要ということを聞いて、これは難しいけど差別を防ぐためにこの勇気を持とうと思いました。
・今回の防止教室でコロナについて知ることができました。コロナ差別が少し前から起きていることは知っていましたが、具体的にどのような差別が起きているのか、コロナ感染者に対する接し方は知らなかったので、知ることができてよかったです。優しく接したり、感染者の個人情報を漏らしたりしないようにするなどです。
・コロナウイルスに3つの感染症があることを初めて知りました。自身がコロナウイルスにかかってないか心配、もしみんなに広めてしまったらどうしようといった不安を持っていました。自分自身をいろいろな角度から見たり、落ち着いたりして気づく力、聴く力を高めていけるように生活しようと思いました。差別や偏見をしないために、これからは、コロナウイルスに対応している方々に敬意を払ったり、確かな情報を発信したりしていけるように生活していきたい。
・コロナウイルスは、病気の感染症を広めるだけでなく、不安の感染症や差別の感染症までも広めてしまう恐ろしいウイルスだと思った。でも、一人一人の意識によって、その3つの感染症の拡大を止めることができることも分かった。日々コロナウイルスと闘っている医療従事者の方たちに感謝するとともに、みんなが協力していくことが大切だと思った。
・新型コロナは、その感染症自体だけでなく、「不安」「差別」なども利用して力をつけていくということを知り、驚きました。ニュースなどで毎日コロナの情報を見ると、不安になるときがあります。受験もあるので、「いつ収まるか」や「ワクチンはまだか」と思ってしまいます。これからは、あまり不安になり過ぎず、コロナに自分の心まで、影響されないようにしたい。
・感染症には3つの感染症というのがあることを初めて知りました。3つは、病気・不安・差別があり、全てがつながっていることが、分かりました。頑張っている人は、医療従事者だけではなく、その他の人たちもコロナウイルスに頑張っていることをあらためて理解しました。周りの人が感染をしても、その人を差別するような言葉を言わず、言っている人を見かけたら、注意をしていきたいと思います。感染をしないように手洗い・うがい・マスク着用をしていきたいと思います。
・今回の授業を通して、人をコロナに関連付けて差別的な発言、行動をしてしまうことが、よりコロナウイルスの感染拡大のお手伝いをしてしまっているということに、とても驚きました。私は、やっぱり「身近な人に感染者がいたら嫌だ」という気持ちを持っていましたが、今回、講師の先生が「感染リスクは 皆一緒です」というお話をされていて、そのようなマイナスな気持ちから「これからどうするべきか」を考えるプラスの気持ちになれました。
・コロナと言えば、危険な病気と思っていましたが、それだけではなく、負のスパイラルというものが、存在すると気づきました。休校期間で起こった出来事や芽生えた感情を振り返ってみると、皆不安になって感情的になったり、デマを流す人たちが現れたりと余裕がなかったなと感じました。
・コロナ差別についての話をして、くださりありがとうございます。特に心に残っていることはコロナの3つの顔についての話です。ニュースで差別について知っていましたが、不安が差別を生むことは知りませんでした。これから学校生活の中で差別や3密に気を付けたいと思います。
・今回コロナ防止教室で知ったことは、第2の感染症の不安では、気づく力、聴く力、自分を支える力を弱めるということを知りました。自分を支える力を出して、コロナに負けない力を作りたいと思いました。具合が悪いことを隠す、新しい生活を変えないでいると感染しやすいということも知りました。具合が悪いことを隠していると、今よりももっとひどい病気になってしまう。