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教育委員会委員リレーエッセイ  -岡田 栄一 委員-

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月1日更新

  学校歯科医として思うこと  〔 岡田 栄一   委員 〕

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 私は、平成24年10月から上尾市教育委員会委員を務めさせていただいております岡田と申します。大変微力ではありますが、上尾市の子どもたちのことを第一に考え取り組んでまいりたいと思っています。

 

 私は、昭和60年1月に歯科医院を市内で開業し、今年で30年目になりました。同じ年の4月から上尾市立大谷中学校の学校歯科医を委嘱され今日に至っております。
 大谷中学校の開校と同じでしたので、中学校も今年で開校して30年目を迎えることになると思います。大谷中学校は、平成20年度から平成22年度まで埼玉県学校歯科保健コンクールにおいて3年連続小規模中学校の部で最優秀賞を受賞し、平成23、24年度には最優秀賞と同等とみられる特別表彰を受賞しました。
 残念ながら平成25年度は、最終実地審査2校に残りましたが、最優秀賞に届かず優秀賞でした。

 今回、最優秀賞に輝いたのは羽生市立西中学校でしたが、羽生市はどの小中学校でも学校歯科保健コンクールに於いてすばらしい成績を収めています。羽生市は市全体としての取り組みがすばらしく、幼児期からの歯科保健教育に熱心に取り組んでいます。

 

 以前、埼玉新聞に掲載されていました「第42回埼玉県地方自治功労賞」受賞者の一人に、羽生市の歯科衛生士の方がいらっしゃいました。その方は、臨時職員時代に立ち会った3歳児検診で、むし歯のない子どもがわずかに一人か二人という現実に直面し「これではいけない」と突き動かされたそうです。

 その後、保育所に歯科巡回指導を働きかけ、巡回指導はやがて小中学校へと拡大。生徒の歯肉の状態を観察するなど、口腔内の健康管理を促してきたそうです。これが今の学校歯科保健コンクールの成績に結びついているように思います。

 

 近年の研究により、歯周病は糖尿病をはじめ、さまざまな疾患と深いかかわりがあることが明らかにされ、むし歯や歯周病の予防は全身の健康にも密接に関連していることが指摘されています。人口構成の大きな変化が進む現状において、健康寿命を延ばすためには、児童生徒からの健康づくりが何よりも重要であると思います。

 上尾市においては、歯科口腔保健の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、市民の歯科疾患の有病率の低下を図り、生涯にわたる健康の保持と増進に寄与することを目的として、平成24年9月「上尾市歯科口腔保健の推進に関する条例」が制定されました。
 私も、上尾市の子どもたちのため、笑顔きらめく上尾市のため、尽力していきたいと思います。

 上尾市教育委員会委員  岡 田 栄 一