放射線に対する上尾市の対応
放射線に対する上尾市の対応
空間放射線量の基準の考え方
市ではこれまで、文部科学省の暫定基準のうち、最も低い値に準じて、原発事故に由来する放射線量を年間1ミリシーベルトとし、また自然放射線として宇宙と大地から受ける日本の平均年間放射線量がおよそ年間0.6ミリシーベルトといわれていることから、これを加えた年間1.6ミリシーベルト(毎時0.3マイクロシーベルト)を基準として設定していました。
このたび、国が原発事故による放射性物質の除染などに関する基本方針をまとめ、国が指定する除染対象地域を、原発事故による追加被ばく線量が「年間1ミリシーベルト以上」とするなど、一定の基準が示されました。
これを受け、市独自の基準を廃止し、国の基準値を用いることとしました。
国の新基準値
年間1.0ミリシーベルト(毎時0.23マイクロシーベルト)
年間1ミリシーベルトを時間換算すると0.19マイクロシーベルト
自然界の放射線 大地から年間0.38ミリシーベルト(毎時0.04マイクロシーベルト)
宇宙から年間0.29ミリシーベルト
0.19+0.04=毎時0.23マイクロシーベルト
※宇宙放射線は、シンチレーション式では測定できないことから含めない
市内のホットスポットを把握するための公共施設等(約300施設)の放射線量測定の実施
市では11月上旬より、小・中学校において、ホットスポットと思われる場所の空間放射線量測定(注1)を実施しており、これにより基準値を超える場所が発見された場合は除染しております(注2)。
11月21日(月)より、これに加えて、保育所、私立幼稚園、学童保育所、市内約160か所の全公園について、民営のものも含めて、空間放射線量測定を開始しましたので、報告します。
これにより、合計約300施設の放射線量の測定を実施しております。
また、保育所、小・中学校、公園の測定(及び除染)結果は、それぞれ、まとまりしだい上尾市のホームページ等で公表していきます。
(注1) 比較的低い空間放射線量率を精度良く測定できるシンチレーション式の測定器を使用します。
(注2) 地表面1センチメートルで計測し、毎時0.23マイクロシーベルトを超えた場合には除染することとしています。
今後の放射線量把握と測定結果公表
専門業者による再測定は今のところ予定していませんが、先に公表した56カ所及び市役所・中学校(10カ所)を加えた67カ所で引き続き 市職員による簡易測定を行い、モニタリングを継続します。
また測定結果は、簡易計測のため参考値として公表します。
小・中学校や保育所のプール水の放射性物質の影響
学校のプールの水については、本市の水道水(約7割を県から購入し、約3割を市内の地下水から取水)を利用しています。(1)県内すべての浄水場で現在放射性物質はほとんど検出されていない。(2)プール清掃後に水を張り替えている。(3)プールの水量を維持するため、毎日のように新しい水を補給しなければならないことなどから、プールの雨やちり等による放射性降下物の影響はほとんどないと考えています。
また、保育所プールの水は安全な上尾市の水道水を毎日取り換えていますので、放射性降下物の影響はほとんどないと考えています。






