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平成30年3月定例会施政方針

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年2月28日更新

平成30年2月28日実施

平成30年3月市長市政運営の基本方針 [PDFファイル/284KB]

<あいさつ>

 皆様おはようございます。

 本日は発言のお許しをいただき、ありがとうございます。

 先週はインフルエンザ罹患のため、心ならずも3月定例会の開会日に出席することができず、ご迷惑、ご心配をおかけいたしました。議員各位ならびに市民の皆様に心よりお詫び申し上げます。

 おかげをもちまして、大事にいたることなく復帰することができました。今後は今まで以上に健康管理に留意してまいりますとともに、市政運営につきましても引き続き全力を傾注してまいりますので、ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。

<はじめに>

 さて、本定例会にご提案申し上げた平成30年度当初予算案や条例案などの詳細につきましては、担当部長から開会日に説明させていただきましたが、新年度の市政の方向性をお示しする大変重要な議会でございますので、新年度の市政運営に関する所信の一端を申し述べさせていただきます。

 今月9日から25日まで熱戦が繰り広げられた平昌冬季オリンピックでは、羽生結()選手がフィギュアスケートで2大会連続の金メダルを獲得したほか、上尾市にゆかりのある北海道幕別町()出身の高木菜那()()()姉妹が、スピードスケートで金メダルを獲得するなど、日本人選手が数々の場面で活躍され、日本中が歓喜に沸きました。選手団が一丸となってベストを尽くし、競い合う姿は、何よりも輝いており、私たちに夢と希望を与えてくれます。 しかし、その輝きに至るまでの道のりは決して平坦なものでなかったことは、皆様も良くご存じのことと思います。災害に遭ったり、ケガや病気に悩んだり、自然条件に恵まれなかったりと様々です。しかしその現実から逃げず、真正面から向き合い、自分自身ができることを、地道にコツコツと重ねてきたからこそ、晴れの舞台に立つことができたのではないでしょうか。また、そうして立ったオリンピックであっても必ずしも結果に繋がるわけではありません。しかし、それぞれが真摯に取り組む姿こそが、尊く、私たちに感動を与えてくれるのだと思っています。

 行政においても、様々な課題があるわけでございますが、私としましてもその課題から目をそむけず、正面から向き合い、誠心誠意、課題を解決していきたいと考えています。その先にこそ、「市民一人一人が輝く」瞬間に出会えるものと確信しております。そして、市民の皆様が夢を持てるまちを実感していただくためには、私は、子どもからお年寄りまであらゆる年齢層の方々に、行政のサービスが行き届くようにすることがとても重要であると強く思っております。

 一方で、財源には限りがございます。よって、どこに重点を置くかということが非常に重要となってまいります。

 確かに日本経済は、例えば、今月14日に発表された平成29年10月から12月期の四半期別実質GDP速報値では、バブル期以来、約28年ぶりとなる8四半期連続プラス成長を記録し、2017暦年の実質GDP成長率は1.6パーセントと、低水準ながら成長が続いています。 一方で、総務省が16日に発表した平成29年の総世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は実質前年比0.2パーセント減で4年連続の前年割れとなり、個人消費の伸び率は依然として低く、「実感なき景気回復」であることを示しました。 これらの状況は上尾市も同様でございます。よって、「限られた財源」を、どこに振り向けるかということが大切であり、説明責任を果たし、その使途を決めていかなくてはなりません。

 市民の皆様にご納得いただくためには、公平な行政であることが何よりも必要であり、議員各位の御理解をいただきながら、議論を尽くし、結果が信頼されることが大切です。今後は市民に開かれ、市民の声が届く行政を実践して参ります。そして、これらの思いを、新年度の予算案や、条例案としてお示しさせていただきましたので、予算の5つの主要事項に沿って私の考えを申し上げさせていただきます。

 平成30年度予算につきましては、本年1月に新たに策定しました「平成30年度3か年・予算編成における基本方針」を踏まえ、「みんなが輝く街、上尾」の実現に向け、5つの主要事項に重点を置いて編成したところでございます。

 初めに、「『公正な政治』『公平な行政』」でございます。

 『公正な政治』では、議案第12号として「上尾市西貝塚環境センターの入札に関する第三者調査委員会条例」を上程させていただきました。委員会において再発防止に向けた提言をまとめていただき、提言にのっとって、公正な職務の遂行を確保してまいります。また、(仮称)戸崎東部公園のパークゴルフ場につきましては、すでに着手している南側  18ホールは整備いたしますが、北側18ホールにつきましては、整備を一旦凍結、今後、計画の見直しを含めて検討してまいります。新図書館複合施設につきましても、建設を一旦凍結いたしますが、すでに契約済みの工事があることを踏まえ、今後の方針を決定するまで、引き続き継続費を計上いたします。

 『公平な行政』でございますが、私が公約で掲げさせていただきました「子育て世代ががんばれる街」「いつまでも元気で活躍できる街」などを盛り込んでございます。

 主要項目の2つ目は、「子育て世代を応援!強化する子育て環境」でございます。

 私達の上尾市の素晴らしさを未来につなぐためには、安心して子育てができる街であることほど大切な事はありません。現代社会では、共働き世帯が増加している中にあって、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりが、ますます必要とされている状況であり、定住促進という観点からも、子育て環境の強化は極めて重要なことでございます。そこで、妊娠から出産、子育てに至るまでの切れ目のない支援を行う相談窓口である「上尾版ネウボラ」を本庁舎の子ども支援課と東保健センターに設置し、4月1日から運営してまいります。人が生まれ、育つためには、その子どもの母親や父親といった保護者を温かく支援していくことで、真に上尾で子育てをする安心感につながると確信しています。また、平成31年度に認定こども園に移行する予定の幼稚園に対し、これまでの施設整備に対する補助に加え、新たに市独自の制度として、移行支援に関する補助を創設いたします。これにより待機児童解消の取組みを強化いたします。その他、子育て世帯と親世帯の同居・近居を推進するための補助制度を創設し、子育てにおじいちゃんおばあちゃんが参加しやすい環境をつくるほか、予防接種のスケジュールなど、個人に合わせた「オンリーワン」の子育て支援情報を配信するサービスを開始するなど、子育て世帯の定住促進に向けた新たな取組みを実施してまいります。

 3つ目は、「次代を担う子どもの育成 教育環境の充実」でございます。

 子どもたちの秘めた無限の可能性を引き出し、これからの上尾市を担っていく人材として育成することは大変重要なことでございます。とりわけ、学校が果たす役割は大きいものであり、児童・生徒の学習の場としてふさわしい、よりよい教育環境づくりが非常に大切です。そこで、全中学校へタブレットパソコンを導入するとともに、無線LAN()環境を整備してまいります。これにより、すでに全校に整備している電子黒板と併せ、全国でもトップクラスの学校ICT()環境が実現し、多様な授業を展開することにより、生徒の学習意欲の向上に繋げてまいります。また、平成32年度の学習指導要領の改訂を踏まえ、外国語教育の充実を図るため、小学校での外国語活動・外国語科の内容を平成30年度から先行実施することとし、ALTを2名増員いたしますほか、「英検チャレンジ教室」、「夏休みイングリッシュキャンプ」を新たに実施いたします。国際化が急速に進む中で、社会に出て活躍する基盤の一つとして、外国語によるコミュニケーション能力を培うことは、生涯にわたり様々な場面できっと役立つことと確信しております。

 4つ目は、「安全・安心、快適な都市空間を創造」でございます。

 市民の皆様の安全・安心の確保は、何よりも優先されるまちづくりの根幹でありますことから、さらなる強化を図るべく、河川に監視カメラを設置するほか、防災行政無線のデジタル化に本格着手してまいります。また、快適な都市空間の創造といたしましては、平成32年度のオープンを目指し、平塚サッカー場に人工芝および夜間照明を設置するほか、市民の皆様の憩いの場である、上尾丸山公園大池の水質改善のため、かいぼり実施に向けて準備を開始いたします。長らく愛されてきた公園が、これからも人が集まる場であり続けるための予算であると考えております。

 5つ目は、「誰もが元気、住みたくなるまちへ」でございます。

 少子高齢化の進展により、都市の活力低下が懸念される中、誰もが元気で、いきいきと生活できるまちは、とても魅力的であり、そんな街が、住みたくなるまちへと発展していくものと確信しております。そこで、4月より「埼玉県コバトン健康マイレージ」に参加し、市民が取り組みやすいウォーキングを通じて健康づくりのきっかけとするほか、地域包括ケアシステムを推進するため、生活支援コーディネーターの配置を拡充し、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を継続できるまちづくりに努めてまいります。また、子育て世代をターゲットに、シティプロモーション冊子のポスティングや、情報誌に広告を掲載するなど、上尾市の魅力をPRしてまいります。

 以上、5つの主要事項により私の考えを申し述べさせていただきました。

<おわりに>

 最後になりますが、平成30年度は市制施行60周年の節目の年度でもございます。60周年記念式典や各種記念イベントにつきましても、予算案として計上させていただいております。60年というのは、人間の年齢に例えると還暦となる年であり、干支が生まれ年に戻る「第二の誕生」を祝う節目となります。これを契機に、上尾市が抱える様々な課題を解決し、温かいクリーンな上尾に生まれ変わるとともに、子育て世代やシニア世代など、多くの市民の皆様が元気になるまちづくりに努めてまいります。そして、各種の事業を通じまして、さらなる飛躍を遂げ、「みんなが輝く街、上尾」の実現に向け取り組んでいく所存でございますので、議員各位ならびに市民の皆様の御理解、御協力をお願い申し上げる次第でございます。

 私からの市政運営の基本方針は以上でございます。

 ありがとうございました。


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