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大池自然再生日記1・2・3月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月23日更新 ページID:0271333

令和3年3月23日

 大池の池底は、お日さまをたくさんあびて、泥にたくさんひび割れができました。この深いひびの中に、冷たい空気や光が入って、泥の奥のほうまでとどきます。泥の中で眠っている水草の埋土種子(まいどしゅし)は、そんなことがきっかけになって、芽がでるかもしれないんだ。
 3月の終わりには水をもどしはじめる予定だから、水がたまった大池にどんな生き物が集まってくるか楽しみにしててね!

大池における中の島より北側の泥のひび割れ 大池における中の島より南側の泥のひび割れ
大池の泥のひび割れの様子(1月13日の写真とほとんど同じ場所だよ)

令和3年3月9日

 今日は大池の水鳥のお話だよ!水を抜いて、池底の泥を天日干ししている大池には、池の中に何カ所か水たまりができています。池の中にいたお魚は、この水たまりに集まっているんだけど、最近はその近くでサギの仲間たちをよく見かけます。この前は、アオサギ、ダイサギ、コサギが3羽ならんでお魚とりをしていたよ。池の天日干しをすることで、そんな生き物の営みも生まれるんだね。

大池に飛来したダイサギとコサギ 大池に飛来したアオサギ
ダイサギとコサギ(左)、アオサギ(右)

令和3年2月16日

 大池や公園の湿地の泥から水草が再生するか!?の観察の続報です。寒い日が続いているけど、この前シャジクモの仲間が再生しているのが確認されました。どこの泥から再生したかというと・・・公園の横を流れている水路の泥です!シャジクモの仲間が再生したのは、昨年8月の公園の湿地の泥に続いて2カ所目になるんだ。外来種がいなかったり、生育しやすい場所になると、貴重な水草でも再生することがわかりました!

水路の泥から再生したシャジクモの仲間
水路の泥から再生したシャジクモ

令和3年1月13日

 大池では水を抜き、池の泥をお日さまにあてて、かわかしています。こうゆうのを「天日干し」や「池の干し上げ」なんて言ったりするんだ。池の泥をかわかすことで、泥がひび割れると、泥の中にある水草の埋土種子(まいどしゅし)から芽が出るかもしれないんだ。
 池に水草がふえると、今よりもたくさんの生き物が生活できるようになります。水草が今よりもふえるかどうか!?春を楽しみにしていてください。

天日干し中の大池(中の島の北) 天日干し中の大池(中の島の南) 
天日干し中の大池 中の島の北(右)、中の島の南(左)