ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 広報広聴課 > 身近に歴史を感じて 佐藤 亜衣さん(大石地区) まちかど特派員だより

身近に歴史を感じて 佐藤 亜衣さん(大石地区) まちかど特派員だより

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年2月27日更新

身近に歴史を感じて

佐藤 亜衣さん

 畔吉にある市内でも古い歴史を持つお寺の徳星寺は、東高野山遍明院と称する天台宗のお寺です。その住職さんにいろいろお話を聞きました。
 徳星寺は「高野山」と示す名の通り、もともとは真言宗だったそうですが、この地域は天台宗の人ばかりだったため、永禄6(1563)年に今の伊奈町にある法光寺(当時は天台宗)と入れ替わり、天台宗に改宗したそうです。宗派の入れ替えは大変珍しいのですが、地域の影響によって変化することもあるそうです。
 徳星寺に入って右手に、大きく立派な木があります。その木は多羅葉という木で、この葉は「葉書」の由来にもなり、手紙の始まりともいわれています。この多羅葉の葉に先のとがったもので文字を書くと、空気に触れることで文字が黒く変色し、消えることはありません。お盆には多羅葉の葉に文字を書き、ご先祖様に供える風習もあったそうです。また、徳星寺には埼玉県の指定天然記念物にもなっている大カヤの木があります。この木は、弘法大師(空海)が自らの手で植えたとの言い伝えもあります。戦時中たくさんの木々が武器として切り倒される中、この大カヤの木は落雷で幹の真ん中が抜け落ちていたことで切り倒されず、今でも立派に成長しています。
 そして、もう一つの文化財として朱印状などの古文書があります。一般的には三代将軍徳川家光からの朱印状が多い中、徳星寺には初代将軍徳川家康から送られた歴代12通の朱印状が残っています。また岩付城城主だった太田氏房からの印判状は市域最古の古文書であり、税金を免除したり、人の立ち入りを制限したりするなど、徳星寺に特権を与え守っていた証といわれています。
 歴史が好きな人、御朱印集めが趣味の人、それ以外の人も身近に歴史を感じられ、学べるところです。ぜひ一度足を運び、歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

 
葉書の由来になった多羅葉の大木

「葉書」の由来になった多羅葉の大木

上尾市公式ソーシャルメディアでも情報をお伝えしています。

上尾市広報広聴課facebook  http://www.facebook.com/Ageokouhou
上尾市広報広聴課twitter http://twitter.com/Ageo_kouhou