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あげお能鑑賞会が行われました

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月27日更新

鬼女と山伏の対峙

 11月23日、コミュニティセンターで「あげお能鑑賞会」が催されました。今回で7回目となる能鑑賞会は約360人の観客でホールは満員でした。会場では開催を祝して、黄檗東本流の大熊鶴泉さんによる煎茶の添え釜が振る舞われました。

煎茶の添え釜 煎茶のふるまい

 今回の演目は『安達原』(あだちがはら)で、生き別れた自分の娘を手にかけたことで鬼女となった女の、悔やみと悲しみを表した舞台です。

祝いの花輪 面の解説をする梅若さん

 上演前にはより『安達原』を楽しんでもらえるようにと、漫画によるストーリー解説と、『安達原』のもととなり、今も福島県二本松市で語り継がれる鬼女伝説についての説明がありました。また併せて演じられた「仕舞」では、『紅葉狩』(もみじがり)を梅若千音世さんが堂々と演じました。

会場様子 漫画で説明「安達原」

『紅葉狩』を舞う、梅若千音世さん 『葵上』の舞い

 能『安達原』では、シテ方(能の主役)であり、「キラリ☆あげおPR大使」の観世流能楽師 梅若泰志さんが、鬼女の悲しみや悔やみや嘆きといった感情を多彩に表現しつつ、狂言方による山伏の滑稽なやり取りなども演じられ、感動と笑いが交錯する素晴らしい舞台となりました。観客からは「毎年見に来ているが、今回が一番面白かった」との声も聞かれ、大満足の様子でした。

山伏を迎える女 糸をつむぐ女

間の狂言 鬼女の登場

鬼女と山伏の争い 山伏の祈祷を受ける鬼女

 能楽は、シテ方、ワキ方、狂言方、噺子方など各役の分業制になっており、それぞれが厳しい修行を経た芸を、一つの舞台に結実させる総合芸術です。梅若泰志さんは「キラリ☆あげおPR大使」としても、市内で積極的に公演を行い、また謡や仕舞の指導もしています。ぜひ600年以上の歴史を持つ古典芸術を体験・経験してみてはいかがでしょうか。

舞台挨拶を行う梅若泰志さん 地域振興公社より感謝を込めて花束を