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東京五輪へ選手とともにメダルを目指す 中西 安弘さん ~スポットライト 人・仲間~

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月27日更新

ブリヂストン・アンカーの車両開発者

 中西安弘さん(藤波在住) 選手一人一人のフォームに合わせて開発を行う中西さん

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、選手たちは日々練習に励んでいますが、選手とともに研さんし、努力するサポーターがいます。
 市内にあるブリヂストンサイクル株式会社に「ブリヂストン・アンカー」というプロサイクリングチームがあり、国内外の大会で優秀な成績を収めています。その陰の立役者となるのが、競技車両の開発者やアドバイザーとして選手を支える中西安弘さんです。
 

 中西さんは福岡大学体育学部(現スポーツ科学部)を卒業し、1988年にブリヂストンサイクル株式会社に入社。商品企画に携わった後、設計開発部でアンカーのレース車両の開発を行うようになります。技術開発のためにアンカーのレースに帯同し、世界中を駆け巡りました。
 

 乗る人の安全を一番に考える中西さんは「自転車はむき出しの体を乗せ、レースでのスピードは時速60キロ以上になります。品質の安全性には一番気を遣います」と話します。
 現在、中西さんはアンカーだけでなく義足のパラリンピック候補選手の車両開発も手掛けています。日常生活では問題ない義足でも、自転車をこぐ際に足首が自由に動かないため、わずかに体が義足側に傾くことに着眼。義足を数センチ伸ばすことで、タイム向上と負担軽減につながったそうです。
 休日には販売店の講習会に参加し指導を行うなど、公私共に利用者のことを考えている中西さん。「上尾市は道路も奇麗に整備され、少し郊外に行けばサイクリングロードもあり、自転車環境はとてもいいですね。みなさんが安全にサイクリングを楽しめるまちとして、手信号などの講習もやってほしいです。それだけで事故は減りますから」と常に利用者の安全を意識しています。
 

 「自転車はとても楽しい乗り物です。体への負荷が軽く、また歩くより遠くへ行ける。そのため日常と違う景色も楽しめる。仲間を作り、多くの人に長く乗ってもらいたいです」と自転車への愛情を話しつつも「開発者として、オリンピックでメダルを獲得することが目標です」と大きな挑戦への意気込みを力強く語ります。2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、中西さんの開発した自転車がメダルへと導いてくれるでしょう。